市販のシャンプーの購入はおすすめしない?使ってはいけないシャンプーの種類と買ってはいけない理由を解説

市販のシャンプーの購入はおすすめしない?

肌に合わない市販のシャンプーを使い続けると、以下のような地肌の炎症を引き起こすことがあります。

  • フケ
  • かゆみ
  • あかみ

例えば敏感肌や乾燥肌などを悪化させる可能性が高いです。なぜなら、自分の肌に合う洗浄成分を知らずに使う場合が多いからです。

この記事ではシャンプーを選ぶ際の危険性や注意点を解説し、頭皮を肌を守るためのコツをお伝えします。

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なぜ市販のシャンプーはおすすめできない?

結論からいうと、市販のシャンプーは地肌の炎症を起こす可能性が高いからです。まずはシャンプーの中に含まれる洗浄成分が、自分の頭皮や肌に合うかどうかの判断が必要です。

  • 敏感肌
  • 乾燥肌
  • 脂性肌

主な洗浄成分には「高級アルコール系」「アミノ酸系」「ベタイン系」が多いですが、肌の安全のために「アミノ酸系」「ベタイン系」を選びましょう。

なぜなら頭皮の皮脂を洗い流して、頭皮など肌環境を悪化させてしまう恐れがあるためです。敏感肌や乾燥肌には、刺激が強すぎるシャンプーは適していません。

ただし、脂性肌の人には「高級アルコール系」が適している場合があります。強力な洗浄効果も持ち、比較的安価な商品に含まれます。

自分の肌に合ったシャンプーを選ばないと、フケやかゆみなどを抑えることは難しいでしょう。

理由➀乾燥肌・敏感肌に適さない成分を含むことがある

以下の成分を含むシャンプーは、炎症に繋がるため使用を避けましょう。

  • 硫酸系の成分
  • エタノール
  • パラベン

上記3つの成分は地肌を刺激して、頭皮の状態を悪化させます。何も知らずに頭を洗い続けると、刺激の強い成分で肌を傷つけてしまいます。

洗浄成分を多量に含むシャンプーを避け、地肌が炎症を起こさないようにシャンプーの成分を事前に確認しましょう。

硫酸系

硫酸系は以下のような成分に注意が必要です。

  • 石けん用素地
  • 脂肪酸ナトリウム
  • ラウリル硫酸Na
  • ラウリル硫酸塩
  • ラウレス硫酸Na
  • ラウレス塩酸アンモニウム

安価なシャンプーに含まれていることが多く、ドラッグストアなどで販売しているシャンプーの成分表を確認してみてください。

とくに敏感肌や乾燥肌の人は、硫酸系の成分を含む商品は避けましょう。肌を必要以上に傷つける原因になります。

さらに強い洗浄力により髪のキューティクルにダメージを与えて、頭皮が乾燥してしまうでしょう。

ちなみに硫酸系の成分は高額なシャンプーに含まれることもあるため、値段が高ければ安心というわけではありません。

パラベン

「パラベン」は医薬品や化粧品、さらに食品などの防腐剤として使われています。安全性が高く、抗菌力が強いため幅広い用途があります。

しかし1980年に厚生労働省が、パラベンを表示指定成分に指定しました。表示指定成分は、肌トラブルが起こりやすいと認定された成分を指します。

抗菌作用や防腐作用によりシャンプーの品質維持に用いられていましたが、実験動物にパラベンを投与したところアレルギー反応が確認されました。

もちろん販売しているシャンプーは成分を薄めて使われているため、人体への危険性は低いといえますが、安全面を考えると使用は避けたほうが無難です。

エタノール

エタノールはシャンプーや育毛剤などに含まれており、殺菌作用により品質維持の効果を持っています。

しかし油分を落とす効果が高いので、必要以上に頭皮や髪を傷つけてしまう恐れがあります。

さらに髪のパサつきやフケの原因になり、頭皮の衛生環境を悪化させてしまう可能性が高いです。

敏感肌や乾燥肌は肌が刺激に弱いため、エタノールを含まないシャンプーを選ぶことをおすすめします。

理由②脂性の肌に適さない成分を含むことがある

以下の成分は洗浄力が低いので、皮脂を落としきれない場合があります。

  • グルタミン酸
  • グリシン
  • サルコシン
  • メチルタウリン
  • メチルアラニン
  • ココイル
  • ベタイン
  • コミカドプロビルベタイン
  • ラウロイルプロビルスベタイン

脂性の肌は皮脂の分泌が活発なので、洗浄力が低いシャンプーはおすすめできません。なぜなら脂っぽいフケが出やすくなり、頭皮の衛生状態に問題がでるためです。

さらにフケが原因で菌が繁殖して、皮膚炎の発症や痛みを発生する可能性が高まります。

洗浄力の強いアルコール系のシャンプーや石けん系のシャンプーを使うと、頭皮がべたつかずに衛生状態を保てるでしょう。

ただし頭皮が乾燥している状態で皮脂が出ている場合は、洗浄力を抑えたシャンプーやオイルを塗ることをおすすめします。

肌を傷つけないおすすめ市販シャンプー

シリコン入りのシャンプーとノンシリコンのシャンプーがありますが、2つの違いは髪と頭皮へのアプローチが異なります。

シリコン入りは髪きれいする効果があり、ノンシリコンシャンプーは頭皮をきれいにする役割を持っています。

またシャンプーに含まれるシリコンは粒子が細かいため、毛穴につまったり髪の毛に付着しすぎることはありません。

シリコンは髪や地肌を傷つけませんが、それでも敏感肌や乾燥肌の人はノンシリコンシャンプーを使うとより安心できるでしょう。

プラス ハニープラス スムース&リペアシャンプー

プラス ハニープラス スムース&リペアシャンプー

価格 1,296円(税込)
内容量 500ml
製造国 日本製

サロン専用のシャンプーと成分が近く、もちもちの弾力泡で頭皮や髪をやさしく洗うことができます。

またノンシリコンのシャンプーなので、敏感肌や乾燥肌の人でも安心して使えます。

ただし洗浄力は高くないため、人によっては2回洗う場合があるので注意が必要です。

リンゴの甘酸っぱい香りとハチミツの成分配合で、濃密な泡を使ってやさしく洗えるシャンプーです。

パシフィックプロダクツ ラ・カスタ ホワイトローズ ヘアソープ<弱酸性シャンプー>

パシフィックプロダクツ ラ・カスタ ホワイトローズ ヘアソープ<弱酸性シャンプー>

価格 2,750円(税込)
内容量 300ml
製造国 日本製

アミノ酸系のシャンプーの中でも高い洗浄力があるので、脂質性の肌でも使いやすいと感じるでしょう。

やさしい洗い心地が特徴で、ダメージで傷んだ髪を包み込みます。また、頭皮がべたつかないスッキリとした洗いごこちも人気です。

エレガントな雰囲気のナチュラルなローズの香りで、お風呂上がりでも良い香りを楽しむことができます。

第一三共ヘルスケア ミノン 薬用ヘアシャンプーしっとりタイプ

第一三共ヘルスケア ミノン 薬用ヘアシャンプーしっとりタイプ

価格 610円(税込)
内容量 450ml
製造国 日本製

ふけやかゆみを防ぐ効果が高いシャンプーです。有効成分の「グリチルリチン酸2K」が配合されており、頭皮まで成分が浸透します。

またアミノ酸系の成分が多く含まれていますが、洗浄力が高いので多くの人が使いやすいと感じるはずです。

さらに、きめ細やかな泡で洗える点も魅力です。他にも泡切れがよく、しっかりと洗い流せるメリットがあります。

レラ・パルガ パルガ・ヘアソープソフト

レラ・パルガ パルガ・ヘアソープソフト

価格 3,240円(税込)
内容量 250 ml
製造国 日本製

なめらかな洗い心地が特徴で、アミノ酸を補給できるシャンプーです。地肌にやさしい洗い心地で人気を集めています。

頭皮や髪にやさしいだけでなく、優れた洗浄力でしっかりと洗い上げることができます。

また洗い流しがさっぱりとしているため、爽やかな使い心地を感じるでしょう。

エーエフシー 薬用アミノ酸シャンプー 爽快柑

エーエフシー 薬用アミノ酸シャンプー 爽快柑

価格 550円(税込)
内容量 150ml
製造国 日本製

有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」を配合したアミノ酸シャンプーです。フケやかゆみはもちろんのこと、爽やかな洗い心地を感じます。

きめ細やかな泡が特徴で、加えて泡切れもいい点が人気の理由です。洗った後のしっとりとした仕上がりに満足するでしょう。

肌に合うシャンプーの確認方法

シャンプーが自分の肌に負担をかけないかどうかは、パッチテストで確認できます。

必要なものは以下の4つです。

  • シャンプー
  • 綿棒
  • 絆創膏

こちらを、下記の手順でテストしていきます。

  1. シャンプー少量とシャンプーの10~20倍の水を混ぜる
  2. 泡だったシャンプーに綿棒をつける
  3. 絆創膏にしみこませる
  4. 絆創膏を太ももに貼る
  5. 30分経過して炎症が確認できたら洗い流す
  6. 炎症がない場合は24時間貼り続ける
  7. 炎症が起きていないかの確認

シャンプーがしみこんだ絆創膏を24時間貼って、問題が起きない場合は肌に合っています。

炎症が起きた時はシャンプーの使用を避けましょう。使い続けると炎症を悪化させるため、他のシャンプーを使う方がよいです。

シャンプーで頭を洗う正しい方法

シャンプーを使って頭を洗うとき、以下の手順で正しく行いましょう。

頭皮や髪の健康を守るためには、正しシャンプーの仕方をすることが必要です。

まず、36~38℃のお湯を1~2分程の時間をかけて、頭皮をほぐしながら皮脂を落としていきます。

その後、シャンプーで泡を作ってから指の隙間に密着させ、頭皮に馴染ませます。

次に、シャンプーが残らないように3~5分かけて洗い流します。

洗い流したら、10分以内に髪を乾かします。

洗った後の髪はキューティクルが開いているので、ダメージを受ける前に乾かしましょう。

ただし、濡れた髪にタオルを巻いたまま放置すると菌が繁殖するため注意が必要です。

自分の肌に合ったシャンプー選びが大切

やみくもにシャンプーを選んでしまうと、自分の肌に合わない成分で頭皮や髪を傷める可能性が高いです。

とくに乾燥肌・敏感肌・脂性肌を把握しないと、髪を洗えば洗うほどダメージを負ってしまうため注意しましょう。

今は市販でもサロンで使う成分が含まれるシャンプーが販売しているため、ご自身の好みの商品で気持ちよく洗髪することをおすすめします。