ほうれい線を消す方法は?男性でも簡単なマッサージ・メイクのコツと生活習慣の注意点

ほうれい線を消す方法

ほうれい線があると年齢より老けて見えるため、女性だけでなく男性でも悩みを抱えています。

そんな方たちにおすすめなのがマッサージやメイクに工夫です。誰でもできる簡単なコツで、シワやたるみが目立たない印象に変えることができます。

この記事では、ほうれい線を予防するの具体的な方法や習慣の注意点について紹介します。

日々の生活習慣に取り入れられる方法ばかりなので、ぜひスベスベの肌になるために参考にしてください。

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ほうれい線を消すマッサージ

ほうれい線を消すマッサージはお金を使わずに行えて、空き時間に少しずつマッサージを行うと効果が出始めます。

なぜなら表情筋の衰えが原因でほうれい線が作られるため、動かさないとハリや弾力が失われるからです。

例えば無表情や無意識の表情で筋肉量は低下しており、さらに凝り固まった状態になっているはずです。

簡単なマッサージはテレビやパソコンを見ながらできるので、ぜひ生活習慣の中に取り入れることをおすすめします。

顔ツボマッサージ

①小鼻の横に親指を使って斜め上に押します。

②ほお骨に沿って、外側に親指を移動させて押し上げます。ほお骨の端っこまで行いましょう。※①と②を1日2分間ほど行います。

ほお骨の下に親指を潜り込ませてから斜め上に押し上げるのがコツです。少し痛いと感じる強さが理想で、1ヶ所につき3秒程度押してください。

顔ツボマッサージによりリガメント(筋肉や脂肪を骨に固定する靱帯)をほぐし、ほうれい線を薄くする効果が期待できます。

ヘッドマッサージ

顔だけでなくヘッドマッサージもほうれい線対策として有効な手段です。頭部にある「前頭筋」「側頭筋」「後頭筋」のマッサージを行い、筋肉を柔らかくします。

以下、頭部3つの筋肉をほぐすマッサージ方法です。

前頭筋(生え際から頭頂部までの筋肉)
  1. 両腕の人差し指から小指まで合計8本の指を、生え際と頭頂部に置きます
  2. 引き上げるような状態を維持してください(20秒キープ)
側頭筋(耳上の筋肉)
  1. 手のひらの付け根の固い部分で側頭筋に触れます
  2. 軽く押し上げる状態を維持します(20秒キープ)
後頭筋(頭の後ろ部分の筋肉)
  1. 両手の指を組んで後頭部におきます
  2. 手のひらで後頭筋を持ち上げた状態を維持します(20秒キープ)

表情筋のトレーニング3選

マッサージに加えて表情筋をトレーニングすることで、ほうれい線や肌のたるみの解消に繋がります。

さらに肌の新陳代謝(ターンオーバー)を促進し、血行が改善して肌の健康を維持できます。

年齢とともに肌は下がっていくため、表情筋のトレーニングは筋肉にハリと弾力が出すために必要不可欠です。

あいうえお体操

あいうえおの形を意識して作ることで「ほお」の筋肉を刺激し、リフトアップや小顔効果が期待できます。

また表情が豊かになって、好印象を持たれることが増えます。ほうれい線の改善だけでなく、明るい印象が人間関係にいい影響を与えるでしょう。

  1. 「あ」の形で口を大きく開けます。同時に目を大きく開くことで、目元のたるみを解消する効果が得られます。
  2. 「い」の形で口を開きます。口を横にしっかり引くと、頬の筋肉に刺激を与えるのでおすすめです。
  3. 「う」の形で口を突き出しましょう。唇をすぼめることで、口周りだけでなくアゴを意識して行います。
  4. 「え」の形にして笑顔を作ります。その際に、ほおを上に引き上げ、舌を「エー」と出すとアゴのたるみが解消されます。
  5. 「お」の形にして口を縦長に開け、口の横に力を入れることを意識しましょう。

舌回しトレーニング

舌を回すことで、口周りの筋肉を鍛えることが可能です。

まずは口をすぼめた状態で舌を回します。時計回りと逆時計回りどちらも行い、合計で20回行いましょう。以下の①~④の順番で舌を回します。

  1. 上の歯茎
  2. 右ほお
  3. 下の歯茎
  4. 左ほお

フグ顔体操

ほうれい線はもちろんのこと、マリオネットライン(口角から下に伸びるシワ)に対して効果があるトレーニングです。

以下の①~⑤の手順を、それぞれ10秒ずつ行いましょう。

  1. フグのように頬を膨らませます。「ほお」の内側から、口に含んだ空気を使ってほうれい線を伸ばすことを意識してください。
  2. 口の中の空気を左右のほおに移動する動作を行います。
  3. 口に含んだ空気を、鼻下に移動させましょう。
  4. 下唇と歯の間に空気を移動します。空気を使ってマリオネットラインを内側からのばすように意識しましょう。

ほうれい線を消すメイク

ほうれい線はメイクで隠せます。コンシーラーを使って、ほうれい線の影の部分に明るめ補正を行えば目立ちません。

コンシーラーで明るく補正した後になじませて、スポンジを使って密着させると肌にハリが出ます。

基本的に、ほおから口は動きやすい部位なため、以下3つの手順でコンシーラーを薄く密着させましょう。

①ほうれい線に横方向に3本くらい線を引きます。ただし、線の本数はほうれい線の長さによって調節が必要です。

柔らかめのコンシーラーを選び、肌の色と同じトーンで違和感のないものを使いましょう。

②コンシーラーで引いたラインを上方向になじませます。ラインが消えるまでなじんだら、ほうれい線の周囲と境目がつかないように軽くタッピングしましょう。

③最後は厚めのスポンジを使って、軽くたたき込むようにしてなじませます。たたき込みが不十分だとコンシーラーの線が残るので、仕上がりには注意が必要です。

また、上からファンデーションやフェースパウダーを重ねる必要はありません。どうしても重ねたい場合は、フェースパウダーを薄く重ねて密着させましょう。

ほうれい線を予防するスキンケア

ほうれい線は消すための工夫に加えて、定期的なスキンケアが欠かせません。とくに大事なのが肌を保湿することです。

なぜなら肌が乾燥してしまうと、キメが崩れて小じわができる原因になるためです。そして小じわを放置すると、ほうれい線になり肌に定着してしまいます。

人間は年齢を重ねるごとに肌の水分が失われていくので、日々のスキンケアで水分を補給してあげましょう。

フェイスマスクを使う

フェイスマスクを使うと、水分を補給と美容成分を肌に浸透する効果が得られます。

さらに保湿力を高めるために、入浴後のタイミングに張ることをおすすめします。なぜなら血行が良い状態だと、開いた毛穴に成分が浸透しやすいからです。

他には入浴後や洗顔後は肌が清潔な状態であるため、美容成分の浸透しやすくなるメリットがあります。

乳液・保湿クリームを塗る

水分や美容成分を補給した後は、潤いを逃がさないように乳液や保湿クリームを塗りましょう。

クリームを塗ることで補給した水分が蒸発しにくくなり、保湿成分を維持できます。

そもそも化粧水の成分はほとんどが水分なので、肌につけた後に放置すると期待する効果が得られません。

そのため乳液やクリームの油分で蓋をすることで、フェイスマスクや化粧水で得られた水分を肌に閉じ込ることができます。

美顔器を使用する

美顔器には化粧水や美容液を浸透しやすくする効果があり、肌の深層部分まで成分を行き渡らせることができます。

じつは手から塗った水分や栄養素は肌の表面でとどまり、皮膚の奥深くまでは浸透しません。

そのため美顔器を使うことで肌の保湿に繋がり、ほうれい線やたるみなどのシワを改善する効果を発揮します。

他には顔のリフトアップやコラーゲンの生成を促進するため、化粧水や美容液を塗るだけでは得れない効果を期待できます。

しわ改善美容液で栄養分を補給

しわ改善美容液は日々のスキンケアに有効に働きます。とくに美肌に必要な栄養素であるコラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンなどが含まれる商品を選びましょう。

なぜなら肌は加齢などが原因で皮膚が減ったり変形してしまい、弾力やハリが失われるからです。

結果として、たるんだほおがほうれい線に重なることで老けて見えてしまいます。

なるべく肌に浸透しやすい低分子の美容液を使って、日々のスキンケアで肌に足りない栄養分を補給する必要があります。

ほうれい線は保湿だけでなく、しわに対して有効なアプローチを行うことで予防することを意識しましょう。

ほうれい線が出やすい生活習慣に注意

ほうれい線は生活習慣が原因になる場合があるため、日々の生活の見直しは欠かせません。

例えば睡眠不足や体を動かす習慣がないと、成長ホルモンが分泌されずに小じわが増えやすくなります。

他にはタバコを吸うことで血管が収縮し、酸素が行き渡らなくなることで肌の細胞が老化してしまいます。

さらに紫外線対策をしないとコラーゲン量の低下し、肌のたるみやしわが増えてしまうでしょう。

ほうれい線の多さは生活習慣と密接に関係しているため、日々の生活から肌をいたわる意識が必要になります。

日頃の生活の改善が根本的な解決になる

ほうれい線はマッサージやメイクなどで対策ができますが、日々の生活習慣の見直しも必要です。

健康的な生活の中でマッサージや保湿を行うと、より一層肌にしわができにくくなるでしょう。

スキンケアはこまめに行い、水分や美容成分を肌に浸透させることでほうれい線の予防に繋げましょう。

もちろん美顔器やフェイスパックなどを利用すると保湿効果が高まりますが、基本的に肌にやさしい習慣が大切です。