
理系大学化学科卒・元成約会社勤務の経験から、本当に効果のある美容法を理系目線で追及。
「本当の美しさは、健康でなければ成り立たない」という考えの元、スキンケアやインナーケアに関する情報を多数の媒体にて発信中。
美容・健康に関する資格も多数所持。
日本化粧品協会コスメコンシェルジュコンテスト金賞受賞。
公式HP
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https://www.instagram.com/marin_fleurir/
コロナ禍で、自宅にいる時間が増えたことで、増えた悩みの一つが「コロナ太り」ではないでしょうか?
家にずっといると、何かを口にしてしまうと家うことはありませんか?
そんな中でオススメのダイエット法が「ファスティング」です!
近年、内側からキレイになれるということでも人気なファスティングですが、正しいファスティング方法を調べたことはありますか?
ただ単に食事を抜くというのは大間違いです!
ここでは、正しいファスティングのやり方や注意点を紹介していきます。
また、よりリアルにファスティングの効果を検証するために私自身が実際に試してみました!
ファスティングを終えた感想も含めたくさん共有できることもあるので、是非参考にしてみてください。
ファスティングのやり方
早速ファスティングのやり方について紹介していきます。
簡単なようで意外と念入りな準備が必要なので、注意しましょう!
そもそもファスティングとは?
そもそもファスティングって何?という方のために説明をすると、ファスティングとは断食のことです。
もともとは宗教的な行為で、水分を摂ることも許されない場合があります。
一方でダイエット法として親しまれているファスティングはサプリや酵素ドリンクなどの服用が可能です。
今回紹介するファスティングは、短期間での減量を狙ったものなので、断食期は固形物を一切口にしないです。
長期的に体重を落としていきたいという方は「半断食※」に挑戦してみても良いかもしれません。
※判断食:朝食を食べず、お昼の時間までは水などの飲料だけで過ごすこと。(前日の夕食から10時間以上食事を摂らない)
準備期間の過ごし方
断食を行う際は準備期間の過ごし方がとても大切です。
断食を行う日の数日前からが準備期間と呼ばれます。
この期間は、アルコール類や揚げ物と言った体に負担のかかる食事を摂るのはやめましょう。
豆や発酵食品、野菜、魚、キノコ、海藻類などを中心に摂取する食事の量を徐々に少なくしていきます。
断食期間は一切食べない!
断食をする!と決めたらその日は固形物を口にすることはできません。
何も食べないなんて想像つかないですよね。
私も実際にやってみるまでは「一日中何も食べられないとか絶対に無理!」と思っていました…。
とは言っても文字通り何も口にしないというわけにはいきません。
それでは断食中はどう過ごせば良いのでしょうか?
口にしてもよいもの
断食当日は固形物を食べられないので、主には水分の摂取になります。
酵素ドリンクやスムージーを飲むダイエットも人気ですよね。
そんな中でも私の圧倒的なオススメは、具なしのお味噌汁です。
もちろん固形物ではないですが、なんだか食事をした気分になります。
具なしというところが寂しいですが、適度に塩分を摂取することで体調不良になりづらくなります。
期待できる効果
ファスティングで期待できる効果としては一体次のようなものが挙げられます。
- 老廃物の排出によるアンチエイジング
- 血行促進で美肌効果
- 痩せやすい体質を作る
- 短期間で効果が目に見える
せっかく辛いファスティングを乗り越えたその日には、何かしら効果が出てほしいですよね。
老廃物の排出によるアンチエイジング
まずは、老廃物の排出です。
日々食事を摂ることで、内臓、消化器官は休まずに働いています。
断食をして、内臓を休ませてあげることで普段から溜まっている老廃物を排出してくれるメリットがあります。
特に便秘にお悩みの方などは、一回のファスティングでかなりの変化を実感することができますよ!
血行促進で美肌効果
ファスティングをすることで、胃腸を休めることができます。
胃腸を休めることで、機能を回復させ血行促進を促します。
血行が促進されることで、肌のバリア機能を改善させ美肌効果が期待できます。
特に、今やマスクをつけることが日常となっているので、肌荒れに悩む方々もたくさんいらっしゃいますよね。
マスクの肌荒れは本当にストレスですよね。
週末ずっと家で過ごすというときにファスティングをして美肌を目指すのも良いですね。
痩せやすい体質を作る
続いて三つ目は、痩せやすい体質を作ることができる!ということです。
食べ物を摂取した際は消化にエネルギー消費してしまいます。
ファスティングをすることで消化器官を休め、身体が持っている本来の機能を回復させることができます。
身体が持っている本来の機能を取り戻すことで、代謝がアップして痩せやすい体質を作ります。
短期間で効果が目に見える
ファスティングをすることによって、短期間で目に見える形で体重が減ります。
長期的なダイエットではグラム単位で体重が減るということが多いですよね。
ファスティングなら短期間なのに2,3キロ痩せられた!なんてことも夢じゃないです。
数字という目に見える結果ほどモチベーションの向上につながるものはありません。
短期間でいっきにグッと体重が減ることで、定期的にファスティングをしようとなる向上心にもつながります。
実際にやってみた
ここまでファスティングのやり方や効果などを説明してきましたが、実際にやってみないと埒が明かない!ということで週末を利用して挑戦してみました。
ここからはレポ・感想になりますが、参考にしてみてください。
オススメのスケジュール
まずは今回ファスティングをするにあたってスケジュールを設定しました。
初めてのファスティング、そして週末だったこともあり断食期間は丸一日です。
以下の表に沿って説明していきます。
金曜日 | 土曜日 | 日曜日 | |
---|---|---|---|
朝 | サンドイッチ | 起きたら昼だったため食事なし | さつまいも |
昼 | サラダ | 味噌汁(具なし) | サラダ |
晩 | 野菜スープ | なし(断食) | 友達とディナー(和食) |
ファスティング1日目
まず金曜日は仕事だったので朝ごはんにサンドイッチ※を食べました。
※準備期間は、炭水化物の摂取はおすすめしていません。(あくまでも参考にしてください)
昼はサラダを購入して会社の人達とランチ。
牛丼を食べている先輩を横目に我慢、我慢です。
夜は、次の日から断食をするにあたってスープを飲み、空腹で眠れないかと思いきや仕事で疲れていたらしく奇跡の22時就寝です。
ファスティング2日目
お昼になるとすぐにお腹が空きます。
本当は一日中水のみで過ごそうと考えていたのですが、お腹がすいてしまったので具なしお味噌汁を作りました。
味噌が全身に行き渡りかなり満足です。
夜は抜くと決めていたので、早めにお風呂に入り就寝しました。
血行促進をさらに加速させるため、湯船につかったのですが、これがかなりオススメです!
身体も温まりますし、お肌の調子も心なしか良いような気がします。
空腹に気が狂いそうになりながらも気づいたら爆睡だったので、そこまで支障はないです。
ファスティング3日目
3日目も徐々に食生活を戻していく必要があるので、朝ごはんには前もって買っていたさつまいもをふかしました。
韓国のアイドルはよくダイエットにさつまいもを食べていますよね。
あの子達のダイエットは本当に過激で見ているこっちが辛くなります…。
急に固形物を食べるのは気が引けたので少しだけつぶして食べました。
昼にはサラダを食べ、夜ご飯は友人と外食に行きましたが栄養面を考えて和食にしてもらいました。
いつもは焼肉や餃子、イタリアンなどハイカロリーなものを食べていたので友人と和食を食べるという行為が新鮮でした。
得られた効果
準備期間含めてたった3日間のファスティングでしたが、効果は抜群です!
中でも私が最も実感できた3つの結果を紹介します。
お腹がスッキリ
まず1つ目は、お腹がかなりスッキリしたことです。
お腹の中にほとんど何も入っていない状態なので当たり前ですが、普段ポッコリしていたお腹が目に見えてスッキリしました!
いつも大量の食べ物を詰め込んでしまい申し訳ないな…。という気持ちになりました。
目覚め快調!
次に目覚めがよくなったことです!
私は夜型なので、朝が結構苦手なのですが空腹を紛らわせるためにすぐに寝るようにしていたら次の日もスッキリ目覚めることができました。
心なしか顔色も良い気がしました。
たった1日の断食でマイナス○キロ?!
3つ目は気になる体重の変化です。
なんと計3日間のファスティングで…マイナス1.5キロの減量に成功しました!
最近ステイホームで爆食期間があったので少し太り気味だったことも考慮されますが、まさかの減量に喜びが隠せません!
感想~ファスティングを終えて~
3日間のファスティングを終えて、やはりしんどい思いをした分、目に見える効果がとても嬉しかったです。
また、体重がいっきに減量することでこの数値をキープしよう!とあまり食べることもなくなります。
定期的に取り組みたいと素直に感じました!
大事なのは準備期間!
私が挑戦してみたスケジュールから見てもわかるように、ファスティングにおいて大事なのは準備期間です。
今回私は1日だけの断食だったので、前日に1日の準備期、翌日に1日の回復期を設定しました。
もしこれが3日間の断食期間となると、それに比例して前後2,3日程度の準備期間が必要です。
なかなかスケジュールを立てるのは大変ですが、正しい方法でファスティングをしなければ、身体に大きな負担をかけてしまい健康的によくないので、正しい方法で実施しましょう。
ファスティングにおける注意点
ファスティングをするとなったときにあわせて知っておいてほしい注意点もまとめます。
あくまで無理のない範囲で、楽しみながらやることがコツです。
水分補給に注意
断食中、水分は必ず多めにとるようにしてください。
固形物を食べないので忘れがちになってしまう水分補給です。
ほとんど何も食べない状態なので水分補給はかかせません。
常に水を飲むイメージを持っておくとよいです。
リバウンドの可能性は?
断食をしたあとは、リバウンドしそうで怖いですよね。
食べてなかった反動から急にたくさん食べてしまいそうなイメージもあります。
実際そのようなこともあるかもしれませんが、断食の期間が長いほど薄味の料理に慣れたりして実際そこまで反動があるわけではないです。
私も3日間と短い間ではありましたが、週明けでも反動は来ていません。
やはり体重が目に見えて減ったので、一気に食べてしまおう!という気持ちになることがないです。
リバウンドしないためにも、回復期を設けることが大事になってきます。
時間がない人でも大丈夫!
ファスティングにそんなに時間を使えない…という方でも大丈夫です!
長期のファスティングでなくてもかんたんに始めることができます。
半日ファスティングも可能!
ファスティングは半日でもできちゃいます。
「忙しくて時間がない…。」という方はまずは半日のファスティングから始めてみてください。
前日から野菜やスープを飲んで、次の日の朝ごはんにも薄味のものや野菜・発酵食品を摂取するようにしましょう。
朝と昼に断食をして夜ご飯を食べるよりも、夜ご飯を抜いたほうが消化の面からみてもおすすめです。
半日断食をするというだけでもかなりの効果が実感できると思います。
半日で行う場合は準備期間を少し長めにとり、野菜中心の生活にしてみると、より効果を実感できるのではないかと思います。
事前準備をしっかりと行う
半日ファスティングや、3日間ファスティングであっても、準備期や回復期の設定はマストです!
この期間を作ることなく断食をしてしまうと、身体に与える負担が大きくなってしまうだけでなく、すぐにリバウンドしてしまいます。
そしてこのダイエット法を続けることも難しくなるでしょう。
断食にむけての準備食をしっかりと固めることがファスティング成功へのカギです!
定期的にファスティングに取り組むことができるように、準備期間が重要ということだけは心にとめておきましょう。
【まとめ】正しいやり方で短期間の減量が実現!
今回ファスティングを調べるにあたって自分がやってみないとわからないな…と思い立って挑戦してみました。
結果、健康面でもかなり調子がよくなり体重も減ったので万々歳です。
ファスティングに挑戦するかたは、ただ単に食事を抜くのではなく、正しいやり方でキレイに痩せましょう!
コロナによる自粛期間に負けることなく、ぜひこの機会にファスティングに取り組んでみてははいかがでしょうか?