「ほくろの毛を抜くと運気が下がる」といった話を聞いたことがありますよね。
ほくろの毛については色々な情報が飛びかっており、何が本当の情報が分からないと思います。
本記事では、ほくろは抜いていいのかどうかや脱毛方法について紹介しています。
ほくろの毛について気になった方は是非確認してみてください。
ほくろから生えている毛は脱毛できる?やけどや強い痛みのリスクがある?
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目次
ほくろの毛はあまり抜かない方がいい
結論から言うと、ほくろの毛は自分で抜かない方が良いです。
ほくろの毛に関しては、毛を引っ張るように抜くことは基本的にNGです。
というのも、ほくろへの刺激が続くようであれば、メラノーマと呼ばれる悪性悪用腫に変化するリスクがあります。
メラノーマは皮膚がんに一種ですが、現状日本では確認された症例はかなり少ないです。
しかし、リスクが全くないわけではないので、基本的には自己処理でほくろの毛を抜くことはやめておきましょう。
ほくろの毛は脱毛できる?
世の中には、脱毛をプロが行ってくれる脱毛サロンやクリニックなどの専門施設がいくつかあります。
ほくろの自己処理がだめならプロにやってもらえばいいと思いますよね。
ほくろの脱毛に関して以下で紹介しているので、確認してみましょう。
一般的な脱毛サロンでは断られる
一般的な脱毛サロンでは断られるケースが多いです。
とゆうのも、脱毛サロンやクリニックで行う脱毛は、毛の黒い部分のメラニン色素にアプローチするやり方が取られているケースが多いからです。
この脱毛方法の場合、黒い色素であるホクロにも反応してしまうと、十分な脱毛効果が得られなかったり、肌トラブルに繋がったりするリスクがあります。
一般的な脱毛方法である「光脱毛」や「レーザー脱毛」は黒い部分全てに反応してしまうため断れます。
しかしなかには、メラニン色素にアプロ―チせず、毛の生える仕組みに直接ダメージを与える脱毛方法を採用しているサロンやクリニックもあります。
「SHR脱毛」と呼ばれる脱毛方法は、毛の根本である「毛包」にダメージを与えるので、メラニン色素の有無に関わらず脱毛することができます。
また「SHR脱毛」の照射は低い温度でも効果を発揮するので、従来のような痛みがありません。
脱毛サロンやクリニックで脱毛する際は、「SHR脱毛」を導入しているかどうか事前に確認しておくことをおすすめします。
カットがおすすめ
それでもほくろの毛を伸ばしっぱなしにしておくのは気になりますよね。
その場合は、カミソリや毛抜きではなく電気シェーバーやハサミで毛をカットするのがおすすめです。
電気シェーバーやハサミの場合、肌を傷つけずに脱毛することができるので、肌への刺激もありません。
ほくろの毛を処理したい場合は、電気シェーバーやハサミで処理するようにしましょう。
ほくろの毛によくある疑問
ほくろはただでさえ目立つのに毛が濃いような気がして、つい抜きたくなる衝動に駆られると思います。
以下では、なぞの多いほくろの毛についてよくある疑問について解説しているので、確認しておきましょう。
ほくろの毛はなぜ濃いのか
ほくろは他の皮膚と違って、非常に細胞分裂が活発です。
また表皮が下に沈んでいるので、その内側にメラニン細胞が変化した細胞「母斑細胞」が増えることによって、血流の流れも活発化します。
血流が活発化すると、毛を作るための栄養や酸素がどんどんと供給されるため、他の毛より濃くなりやすくなります。
これによって濃い毛が生えてきて、つい目立ってしまうということです。
ほくろが痛いのは病気か
ほくろの毛を抜くことによってほくろが痛み、その痛みから病気を疑う人がいます。
普通の生活を送っていれば、ほくろが急に痛むことはありませんが、ほくろの肌が傷ついてばい菌がはいってしまい肌トラブルによって痛みが伴うことはあります。
また肌トラブルによってかゆみや痛みを伴うことを「毛嚢炎(もうのうえん)」と呼びます。
無理な自己処理によって稀に引き起こることがありますが、基本的には大きな病気という可能性はありません。
ほくろが大きいのは大丈夫か
「ほくろの毛を抜いたらほくろが大きくなるから抜かない」といった人もたまにはいます。
しかし毛を抜くこととほくろが大きくなることの関係性は特にありません。
ほくろが大きくなる原因は、紫外線や外的刺激、生活習慣の乱れが関係しています。
外的刺激の場合も継続的にほくろ部分に刺激が加わることによって、引き起こされる可能性があるだけで、毛を抜いたくらいでは、ほくろは大きくなりません。
ただし、だからといってほくろの毛を継続的抜くと、皮膚ガンや毛嚢炎のリスクがあるので、控えましょう。
ほくろの毛を抜くとガンになる?
ほくろの毛は少し抜いたぐらいでは、ガンにはなりません。
ただし継続的に抜くことによって悪性悪用腫に変化するリスクは少なからずあるので、注意が必要です。
また、そのほくろが良性のほくろかどうかは非常に重要です。
ほくろとメラノーマの違いは以下の通りです。
- かたちがいびつ
- 純粋な黒ではなく不均一
- あまりにも大きい
- 成長速度が速い
これらの特徴が確認できた場合は、メラノーマの疑いがあります。
その場合は直ちに皮膚科に行って診察してもらいましょう。
ほくろを取っても問題ない?
ほくろの毛が気になるのであれば、ほくろ自体取ってしまえばいいと思いますよね。
もちろん美容整形の一環でホクロの切除ができるクリニックはたくさんあります。
しかし、そのほくろが良性か悪性かで施術できるかどうかが決まってきます。
悪性の場合は皮膚ガンなので、美容整形と別の処理が必要になってくるので注意が必要です。
見た目で判断が難しい方は、一度医師に診てもらうことをおすすめします。
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ほくろの毛は抜かない方がいい
ほくろの毛は基本的に抜かない方がいいことが分かりました。
ほくろの毛を自己処理で抜くと、メラノーマ(悪性悪用腫)と呼ばれる皮膚ガンやかゆみや痛みを伴う毛嚢炎を引き起こすリスクがあります。
そのため基本的には自己処理はNGです。
しかし、一時的な除毛が必要な場面では、肌に直接刺激を与えないように、電気シャーバーやハサミで毛の根本をカットするようにしましょう。
日常的にな自己処理から解放されたい人は、ほくろでも照射できる脱毛機を採用している脱毛サロンやクリニックに通うことをおすすめします。
無理な自己処理で、取返しのつかない事態になってからでは遅いので、本記事を読んで正しい方法で処理するようにしましょう。