「毛がモジャモジャの肌はいやだ…」と、体毛に関するして悩む人は多いです。
しかし、以下のような習慣を続けている人は体毛が濃くなりがちです。
- タバコを吸う
- 睡眠時間が短い
- 食生活が乱れている
- ストレスをため込んでいる
じつは体毛を薄くするために、生活習慣の改善が必要になります。何度剃っても毛が薄くならない理由は、ご自身の生活が原因かもしれません。
意識していない食事や生活を見直すことで、体毛が薄いスベスベの肌に近づくきっかけになるでしょう。
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目次
体毛が濃くなる根本的な原因
体毛が濃くなる原因は、大きく分けて以下2つです。
- 男性ホルモンの増加
- 遺伝的な要因
男性ホルモンの一種である「テストステロン」が増加すると、ホルモンバランスが崩れて体毛が濃くなります。
テストステロンは外部の刺激や生活習慣が理由で増えるため、日常生活の見直しが必要です。
または遺伝によって体毛が濃くなる場合が考えられます。親戚の中で体毛が濃い人が多いと、毛深くなる遺伝子を継ぐ可能性は高いです。
男性ホルモン
毛深さは男性ホルモンと密接な関係があり、分泌量に比例して毛の量が増えます。例えば、以下の要因が男性ホルモンを増やします。
- 加齢
- ストレス
- 睡眠不足
- 運動不足
- かたよった食事
体毛を薄くしたい場合は、ホルモンバランスを崩さない生活習慣が必要です。睡眠不足や栄養バランスのよい食事で、体毛が濃くなることを避けられます。
また、加齢によるホルモンバランスの乱れやストレスでも男性ホルモンが増えます。
不摂生や睡眠不足な生活を送ると、体毛が濃くなる原因になるため注意が必要です。
遺伝
毛深さは遺伝的要因が強く影響するため、体質的な問題が大きいとされています。両親や祖父母が毛深い場合、体毛が濃い家系である可能性が高いです。
体質などの遺伝的要因は根本的な解決が難しいです。こまめに毛を剃ったり脱毛の施術を受けたりして、ムダ毛を処理することをおすすめします。
生活習慣を見直す
体毛の濃さは生活習慣を見直すことで、薄くなる可能性が高いです。とくに以下3つの改善はホルモンバランスを保つため欠かせません。
- 睡眠時間の確保
- ストレスを解消する
- タバコを吸わない
そもそも人間には男性ホルモンと女性ホルモンが備わっています。両方のホルモンをバランスよく分泌させるために、健康的な生活を送らなければなりません。
逆に不規則な生活を送り続けると、男性ホルモンが上昇して体毛が濃くなります。そのためホルモンバランスは日々の生活の中で整える必要があります。
睡眠時間を増やす
夜更かしや不規則な睡眠は、体毛を濃くする原因です。ホルモンバランスを整えるためには、良質な睡眠を取らなければなりません。
とくに22時から午前2時の間に寝ると、女性ホルモンの分泌により体毛が薄くなります。
別名「黄金タイム」と呼ばれ、健康な体を維持するために最適な時間です。さらに、早寝早起きのサイクルを構築すると22時に眠りにつきやすくなります。
また仕事などの都合で黄金タイムに眠れない場合は、最低でも6時間の睡眠は確保したいところです。
例えば寝る前に湯船につかったり、ホットミルクを飲んだりすると眠りにつきやすくなるのでおすすめです。
ストレスを解消する
ストレスはホルモンバランスを乱す原因になります。なぜなら、体にストレスがかかると「コルチゾール」という抗ストレスホルモンが分泌されるためです。
コルチゾールは男性ホルモンを増やす働きがあり、体毛を濃くしてしまいます。とくに、仕事や人間関係はストレスがたまりやすいため注意が必要です。
例えばお風呂につかったり、趣味に没頭したりしてストレスを解消しなければなりません。
また定期的に疲れない程度の運動をおこなうと、ストレスがたまりにくくなります。
しかし、過度な筋トレなどは避けましょう。筋肉に負担をかけると男性ホルモンを増やすため、体毛を薄く保ちたい場合は軽く汗をかく程度の運動がおすすめです。
タバコをやめる
タバコを吸うと男性ホルモンを刺激され、ホルモンバランスが乱れます。タバコは女性ホルモンの分泌を抑えるため、体毛が濃くなる原因になります。
さらにニコチンやタールの有害物質によって肌の調子の悪化させるため、不健康な印象を与える可能性が高いです。
またビタミンCが壊されてしまい、肌のハリに必要なコラーゲンを作れなくなります。
今すぐにタバコを辞めることは難しいため、普段の吸う数本から少しずつ減らすと体毛が薄くなります。
体毛を薄くする食事と体毛を増やす食事
食事の習慣は、体毛を薄くするために重要です。とくに、高カロリーで高タンパクな食事は男性ホルモンを増やします。
- 豆類
- ナッツ類
上記2つの食材を意識して取ると、男性ホルモンの分泌を抑えられます。また健康的な生活には欠かせない要素を含んでいるため、積極的に食事に取り入れたいところです。
豆類
豆類に含まれる「大豆イソフラボン」は、男性ホルモンを抑制して女性ホルモンのような役割を果たしてくれます。
豆腐や納豆はもちろん、あぶら揚げや豆乳などの食材から摂取が可能です。豆腐一丁程度で一日の「大豆イソフラボン」の摂取量を満たせます。
また血行を改善して悪玉コレストロールの増加を防ぐなど、体にうれしい栄養素が豊富に含まれています。
豆類は体毛を薄くするだけでなく、健康な体を作るために必要不可欠な食材です。
ナッツ類
ナッツ類に含まれるビタミンB6は、男性ホルモンの生成を抑えます。
なぜなら「プロラクチン」というホルモンの分泌を抑えて、男性ホルモンの一つである「テストステロン」の生成を防ぐためです。
他には穀物やほうれん草、マンゴーなどから摂取できるビタミンEにも同じような効果があります。
またナッツ類はビタミンB2や食物繊維を多く含み、脂肪燃焼を促すことでダイエットの効果が高いです。
体毛を薄くするだけでなくダイエットに繋がるため、仕事中に小腹が空いたときに摂取することをおすすめします。
体毛を増やしやすい食材
お肉や揚げ物、ファーストフードは体毛を濃くする原因です。体内で男性ホルモンを生成しやすい状況になりかねません。
できる限り摂取量を減らして、ホルモンバランスを考慮した食事にします。最初は過剰に摂取しないように、少しずつ食べる量を減らす工夫が必要です。
他にはニンニクやニラ、ネギ類は男性ホルモンの分泌を促進します。普段から摂取量が多い場合は、なるべく減らしたいところです。
またブロッコリーやカリフラワーは女性ホルモンの分泌を抑えるため、過剰に食べすぎないようにしましょう。
体毛を処理する方法
体毛を処理する方法は以下の2つです。
- 除毛(毛を剃る・毛を溶かす)
- 抑毛(発毛を抑える)
目に見える部分の毛を処理する、もしくは毛の生える早さを遅らせる方法があります。どちらも手軽に行えるため、部位に応じて使い分けられます。
とくに男性はツルツルにしたくない部位があるため、ムダ毛処理は道具を使い分けることがおすすめです。
カミソリ・電気シェーバー
カミソリや電気シェーバーは、肌に刃を直接当てるため剃り残しが少ない方法です。また、好きな時に剃りたい部分の毛を手早く処理できます。
しかし刃による摩擦で肌が傷つきやすいため、クリームやローションで肌のケアが必要になります。
毛抜き
毛抜きは細かい部分のムダ毛処理に適しています。数本生えている毛が気になる場合は、すぐに毛を処理できる方法です。
しかし皮膚が薄い部分や粘膜に生えている毛を抜くと、内出血を起こす可能性があります。
さらに、次に生えてくる毛が皮膚から出ない「埋没毛」になりかねません。
そのため、毛抜きのムダ毛処理は避けたほうがよいです。肌トラブルになる前に、他の方法で処理を行うことをおすすめします。
ハサミ
ハサミのムダ毛処理は、毛を整えたり量を減らしたりしたい場合に最適な方法です。ツルツルにせずに、毛の量だけを減らすメリットがあります。
しかしバランスを整えることは難しいため、毛の生え方がまばらになる可能性が高いです。
ハサミの処理は手先の器用さが必要になるため、誰しも行える方法ではありません。
除毛クリーム
除毛クリームは塗るだけで、気になる部分のムダ毛を処理できます。毛の薄い部分はもちろんのこと、毛が太くて濃い部分の処理が可能です。
しかし、肌へのダメージが強いデメリットがあります。除毛クリームを使う際は事前のパッチテストを行い、刺激の確認が必要です。
サロンやクリニックで脱毛したいときは?
ムダ毛の自己処理が不安な方は、サロンやクリニックで脱毛がおすすめです。毛が生えにくくなり、清潔な肌になれます。
サロンの脱毛は費用を抑えた施術が可能ですが、施術期間が長くなりがちです。長期間で脱毛に取り組む人はサロンの脱毛が適しています。
一方の脱毛クリニックは、効果の高い施術と短い期間の施術が特徴です。しかし、施術費用が高いデメリットがあります。
どちらも体毛を薄くしたい人にとって、施術を受けるメリットは大きいです。自分で処理する手間がなくなり、常にスベスベの肌で生活できます。
まずは生活習慣の改善から始めよう
体毛の濃さは遺伝やホルモンバランスの崩れによって引き起こされます。男性ホルモンが多いと、体毛が増えやすくなります。
さらに不規則な睡眠やバランスの悪い食事を続けていると、男性ホルモンの分泌量が増えて体毛が濃くなりがちです。
まずは規則正しい生活から始めることをおすすめします。もちろんムダ毛の処理は自分で行えますが、体毛が生えにくくなるメリットは大きいはずです。
それでも体毛が気になる人は、脱毛に取り組みましょう。一定期間の取り組みが必要になりますが、毛の生えにくいツルツルな肌になれます。