デリケートゾーンの黒ずみはなぜ起こる?正しいケアの仕方を解説

デリケートゾーンの黒ずみ

今まで気にしていなかったのに、鏡でふと見てみたら思っていた以上に黒ずんでいた、なんてことはありませんか?

普段からよく見ておかないと、つい忘れがちなデリケートゾーンの黒ずみ。そういえば、と思った時には既に黒くなってしまっていることもありますよね。

デリケートゾーンだからこそ、綺麗な白い肌であってほしいところですが、一度黒ずんでしまった場合はどうやってケアをしていけばいいのでしょうか?

もちろんケアの方法だけでは黒ずみは消えることはありません。黒ずみが起こる原因を知り、その原因に対処する必要がありますよね。

黒ずみの原因、そして正しいケアの方法を徹底解説します!さっそく今日から実践してみませんか?

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デリケートゾーンの黒ずみが起こる理由・原因

人それぞれお肌の色は違いますよね。デリケートゾーンも、もちろん個人差があります。もとから黒っぽい人もいれば、ずっと色白な人も。

けれど、生まれ持ったお肌の色が黒く変化していく場合もあります。それが色素沈着です。

色素沈着の原因は、紫外線や摩擦による刺激からお肌を守ろうとした結果に起きてしまうものです。

日焼けしたお肌で考えてみるとわかりやすいですよね。夏に日焼けしてお肌が一時的に黒くなります。けれど、数か月もするともとのお肌の色に戻っていきます。

通常、お肌はターンオーバーといって、下から新しいお肌が生まれてきます。黒くなってしまったお肌もいつかはターンオーバーで剥がれ落ちて、もとのお肌の色に戻るはず。

けれど、デリケートゾーンだけが黒いままであったり、もっと黒くなってしまったりするのはなぜでしょうか?

デリケートゾーンの黒ずみには、次の4つの原因が考えられます。

1.色素沈着の原因が取り除かれていない

最初に色素沈着の原因は「刺激と摩擦」と書きました。デリケートゾーンは外気に晒されることはほぼありませんが、下着からの摩擦刺激は常に受けている状態です。

体に合わないきつい下着を身に着け続けていると、デリケートゾーンの色素沈着を促す結果になってしまいます。スキニーなどの体を圧迫する服装も、強い摩擦刺激を引き起こす原因になります。

生理の時のナプキンも、刺激物のひとつです。毎月やってくる生理の一週間からデリケートゾーンを守るには、化学繊維のものよりも自然素材のコットン100%のものを選ぶことで、より刺激を低減させることができます。

また、体を洗う際にゴシゴシと力強く洗うことも強い摩擦となります。毎日続けているのであれば、黒ずみしやすい環境といえるでしょう。

2.お肌のバリア機能が低下したままの状態にある

お肌のバリア機能とは、あらゆる外部刺激からお肌を守る役割のこと。このバリアは、厚さたったの0.02mmの角質層が潤いを蓄えることで出来ています。

このお肌のバリア機能の低下は、乾燥が原因であることが非常に多いです。ムレやすい部位なだけに、まさか乾燥しているなんて思わない人が多いようですね。

日々しっかりとした保湿ケアがされていないと、あっという間に乾燥を招き、摩擦から守る力を失ってしまいます。

敏感肌の人や乾燥しやすいと自覚のある人ほど、より気を付けて。バリア機能が低下すると、いつもならば問題ない外部刺激にも過敏に反応し、かゆみを感じやすく、掻くことで炎症を引き起こしてしまいます。

そして、次にあげる原因のひとつ、ターンオーバーが乱れることにも繋がってしまいます。

3.ターンオーバーの乱れ

体を労わる時間を作りたい!と思いつつも、忙しくて日々の生活を送るだけで精一杯になってしまうこともありますよね。

かと言って、ジャンクフードや栄養バランスのとれていない食事ばかりになってしまったり、短時間の睡眠だけで済ませてしまったりという生活が繰り返されては、お肌が新しく生まれ変わる為の栄養や時間が確保できず、ターンオーバーのサイクルが乱れ、お肌の生まれ変わりが遅れてしまいます。

ターンオーバーのサイクルは、年齢によっても変化していきますが、日頃の生活がそのまま現れます。

何気ない一日の中で、体と心を労わる時間を持ってみてはいかがでしょうか。

4.過度の自己処理

自己処理でデリケートゾーンを綺麗に保つことは間違いではありません。しかし、毎日のように自己処理する事はおすすめできません。

特にカミソリのようにお肌を削るような処理方法を続けていると、処理部分が黒ずんでいきやすく、やがては色素沈着してしまう可能性もあります。

また、自己処理後はお肌が乾燥や炎症を起こしやすくなっています。保湿ローションなどで丁寧にケアし、自己処理で受けたダメージを回復させておかないと、お肌のバリア機能低下も引き起こしてしまいます。

自己処理が原因なら、脱毛をプロに依頼するのも一つの手です。

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デリケートゾーンが黒ずむ原因は、どれも個別で起きているというよりも、日々の小さな積み重ねの結果に起きてしまうものでしたね。

デリケートゾーンを綺麗なまま保ちたい、黒ずみを消したいとなれば、これらの原因を徹底的に排除していく必要があります。

デリケートゾーンの黒ずみは男受けがとにかく悪い!

デリケートゾーンは人に見られるような部位ではない為、多少の黒ずみがあっても気にしない人もいますね。けれど、パートナーには受けが悪いかもしれませんよ?

色白の女性を好む男性が多いように、デリケートゾーンのお肌も、もちろん色白であってほしいと思う男性は多いです。
お肌は全て繋がっているのですから、そこだけ色が黒いと違和感があるようですね。

さらに言うと、性的な部分でもあるからこそ、黒ずんでいない方が好ましいという意見もありました。デリケートゾーンだけ黒ずんでいると「異性関係に奔放なのかな?」というイメージが付きやすく、男性が引いてしまうこともあるとか。

そんな事実はなくても、見た目に気を配っているかどうかという観点からも、綺麗でいる努力をしてほしいという意見も見られました。

デリケートゾーンは、意外と男性から見られていると思った方がいいようです。

すぐには消し去れない黒ずみですが、それを消す努力をしているという姿勢は見せておいた方がいいのかもしれませんね。

デリケートゾーンの黒ずみを防ぐ!日頃の予防方法

いつまでも色白で綺麗なデリケートゾーンを保つ為には、何に注意するべきなのか知っていますか?

どうせ摩擦で黒ずむのだから仕方ないと思っていてはもったいない!日頃のケアや黒ずみ予防を実践することで、デリケートゾーンの黒ずみは防げます!

では、どのような事から気を付けていけばいいのでしょうか?

身に着けるもの、体内ケア、体外ケアの3つに分けて解説していきます。

身に着けるものは低刺激なものがベスト

デリケートな部位に触れるものですから、やはり刺激は少ない素材であることが一番です。

天然素材の中でも低刺激で有名なシルクやオーガニックコットンは、柔らかな肌ざわりと優れた通気性を持っています。下着には最適の素材です。

下着のデザインにも着目します。

デザイン重視で選びたい気持ちはわかりますが、摩擦や圧迫などの刺激は少ない方が良いものです。

せめて自己処理した日から数日間だけでも、シンプルなデザインの下着を選び、デリケートゾーンへの摩擦刺激を減らしましょう。

ビタミンCを摂取して体内からケア

ビタミンCはメラニンの生成を抑える効果があると言われています。しかし、私達の体は体内でビタミンCを作ることができません。

完全に外部からの補給に頼るしかない成分なのです。

ビタミンCはメラニンの生成を抑えるだけではなく、体内でコラーゲンを作る時にも必要になります。潤ったお肌には必須の成分ですね。

パプリカ、キャベツ、アセロラ、キウイ、いちごなどに多く含まれているビタミンCは水溶性である為、茹でるとお湯に大切な成分が溶け出してしまいますので、摂取のし方には注意が必要です。

新鮮な旬のフルーツをそのまま食べるなら、加熱する食材よりも摂りこみやすいかもしれません。

美白効果の保湿ケアで体外からケア

女性ならば一度は気にしたことがある美白。その効果のある成分は知っていますか?

アルブチンはメラニンの生成を抑え、多くの美白化粧品に使われています。

トラネキサム酸はメラノサイトの活性化を抑える効果に加え、肌荒れ防止効果もあります。

体内ケアでも登場したビタミンCは、体外ケアでも使われている美白成分です。ただし、壊れやすい成分である為、しっかりとお肌に浸透させる為にはビタミンC誘導体も配合されていると、より効果を得やすいでしょう。

毎日これらの美白効果のある成分が含まれているローションなどを使い続けることによって、黒ずみを徐々に薄くさせていくことが可能です。

保湿ケア用のローションやクリームを購入する際には、「美白用」と書かれた煽り文句だけではなく、ぜひとも成分表にも目を通してみてください。

万が一黒ずみが出来たらどうやってケアする?

気を付けていても、どうしても黒ずみが出来てしまったなら!まずは丁寧に毎日ケアすることを心がけましょう。

黒ずみは一朝一夕では消えてなくなりません。黒ずんでしまった原因を取り除き、数か月かけてお肌のターンオーバーを促して、色白のお肌を復活させます。

気を付けるべきケアのポイントは3つ。洗浄、保湿、原因の排除です。

力を入れすぎず洗浄する

デリケートゾーンを洗う時、ゴシゴシと強く擦ることは絶対にやってはいけません。

かと言って、洗浄力の強い石鹸やボディソープで洗うこともNGです。強い洗浄力は、お肌に必要な皮脂や潤いまで取り去ってしまうからです。

正しいケアは、低刺激の石鹸やボディソープをたっぷり泡立て、その泡で優しく汚れを浮かして落とし、力をかけて擦らないこと。

すすぐ時は、すすぎ残しがないように丁寧に指の腹でなぞるように洗い、この時も決して擦らないように気を付けて。

デリケートゾーン専用のオーガニック石鹸などもあるので、自分のお肌に合ったものを探してみましょう。

ただし、洗いすぎは厳禁です。

綺麗に洗うことは必要ですが、必要以上に長い時間洗いすぎると、逆にお肌に必要な潤いまでも奪い去ってしまいます。

そうなると、保湿をしても水分と油分のバランスが崩れたままで、お肌トラブルを呼び込み、黒ずみに拍車をかけてしまうことにもなりかねません。

また、粘膜の奥まで洗う必要はありません。丁寧に洗うとは言え、ほどほどにしておくことも大切ですね。

保湿をしてターンオーバーさせる

黒ずんでしまったデリケートゾーンは、できるだけ早くターンオーバーをさせること。その為には、お肌のバリア機能を高める保湿が重要になってきます。

ケアする為のローションには、トラネキサム酸、ビタミンC誘導体が配合された美白効果のあるものを選びます。

もちろん美白効果だけではなく、ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲンなどの保湿成分が配合されていると、なお良いですね。

付けすぎもムレの原因になるので、適量をしっかりと馴染ませます。この時もゴシゴシと力が入りすぎないように注意しましょう。

べっとりと付けた感触が苦手な人は、クリームよりもローションタイプを。その中でも、軽いテクスチャーのものを選ぶと、陰毛に絡まるようなことはほとんどなく、さらりとお肌に浸透できます。

デリケートゾーン専用を使うも良し、低刺激のボディ用を使うも良し、自分のお肌に合ったものを選んでみましょう。好みの香りのものを選ぶと、ケアする時間も楽しくなります。

ただし、専用商品ではないものは成分が強すぎる可能性があります。「肌は強い方だから」と過信せず、できるだけ低刺激のものを選んでみてください。

次の黒ずみが出来ないように改善する

黒ずみが消えるようにケアしても、原因を取り除かなければいつまで経っても黒ずみは消えません。

黒ずみの原因は、摩擦刺激やバリア機能の低下、ターンオーバーの乱れ、過度の自己処理でしたね。

まずは摩擦刺激と過度の自己処理を見直します。

刺激を受けにくくする為に下着や服装は圧迫しないものを選びましょう。そして、自己処理は回数を減らすか、刺激の少ない方法へと変えます。

単純にデリケートゾーンに与える刺激を減らすだけですが、効果は絶大です。

バリア機能の低下、ターンオーバーの乱れは生活環境が大きく関わっていますね。食事内容の見直しで体内のケアを。お風呂で綺麗に洗ったデリケートゾーンには、毎日の保湿ケアも忘れずに行います。

体を労わりつつ、ストレスを溜めないような工夫を凝らしてみてください。大きなストレスも体のバランスを崩すには十分な要素です。

体の内と外からのケアは、黒ずみ以外にも有効です。美白効果のあるもの、保湿効果のあるものを適度に取り入れ、ストレスの少ない生活環境を整えます。

デリケートゾーンの黒ずみを防ぐには日頃のケアが重要

黒ずみの原因は、普段のケアや生活環境だとわかりました。

特別なことではなく、日々の生活の中で少しだけデリケートゾーンに気を向ける、ただそれだけで黒ずみが消えてなくなるなら、とっても楽ちんですね。

気を付けたいのは、自分に合ったもの・やり方を見つけて継続すること。

自分に合うものとは、年齢によっても変化していきます。その時々で今の自分に合うかどうか、常に見極める気構えでいることが大切ですね。