一般的に脱毛の施術をしたその日は入浴を避けるように言われますよね。
体は綺麗にしたいし、シャワーだけでも浴びていいのかな?
施術をした部位を洗ってもいいのかな?
といった様々な疑問を抱く人もいますよね。
今回は、脱毛前後のシャワーについてご紹介。
既に脱毛サロンに通っている人、あるいはこれから通いたいと思っている人も是非参考にしてみてください!
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目次
脱毛の前後の入浴事情。シャワーは浴びてもいいの?
一般的に脱毛サロンでは施術前後の入浴はしないように言われることが多いですよね。
その理由としては、脱毛後は肌がとても敏感になるからです。
脱毛は皮膚に光を照射することによって、毛根のメラニン色素が熱を発し、細胞を破壊。
施術をすることによって皮膚は軽い火傷の様な状態になっているのです!
そのため、脱毛直後の皮膚はとても敏感でデリケート。
体を温め体温を上げてしまうと、炎症や肌トラブルを引き起こす原因になります。
できるだけ体温や肌の表面温度を上げないよう気を付けましょう
とはいえ、施術時にジェルを塗られたり、アフターケアのクリームを塗ったりするので入浴してさっぱりと洗い流したいですよね…
可能であれば施術当日は刺激を与えないようにするのがよいのですが、湯船に浸からないようにし、シャワーの使用方法に気を付ければ浴びても問題ないとされています。
それでは、シャワー使用方法と注意点とはどのようなことでしょうか。
ご紹介していきます。
脱毛前後のシャワー使用時の注意点とは?
施術後にシャワーを浴びる際は下記の点に気を付けましょう!
- シャワーの温度に気を付ける
- スクラブやメンソールの入った製品を使用しない
- 泡で優しく洗う
- シャワー後はしっかりと保湿
こちらの4点について詳しく説明をしていきます。
シャワーの温度に気を付ける
施術前後のシャワーの使用は問題ないとされていますが、理由としては湯船に浸かるよりも体温の上昇を防ぐことができる点です。
あくまでも体温の上昇を防ぐためのシャワーなので、熱いお湯を浴び続けてしまうと結局体温や皮膚の温度が上がってしまいます。
お湯の温度をあげないようにし、いつもよりぬるめの温度に設定し、短時間で済ませるようにしましょう!
最後にひんやりとした水を脱毛部位にかけると肌の炎症を和らげる効果があります。
風邪を引かない程度に、気温と体調をみて無理せずにやってみてくださいね!
スクラブやメンソールの入った製品を使用しない
脱毛前後の部位をスクラブでゴシゴシ角質を取り除く行為は肌トラブルの原因となります。
細かな粒子が肌を研磨することによって、小さな傷をつけることも。
デリケートな部位をスクラブで擦ることは絶対にNGです!
また、メンソールの配合された製品は使用後ひんやりとした感覚になるため肌表面温度も下がって良さそう!
と思うかもしれませんが、実はメンソールは肌への刺激が強いのです。
使用することで炎症や赤みの原因になることも。
脱毛後は、肌に優しい敏感肌用のボディソープを使用しましょう。
泡で優しく洗う
施術前後、脱毛部位にダメージを与えないように気を付けましょう。
ボディタオルなどでゴシゴシ洗い、肌に負担を与えないように優しく洗い上げます。
できればたっぷりの泡で覆うように、手を使って優しく洗ってください。
どうしてもボディタオル使用したい人は、肌触りがざらざらしていないや柔らかなものを選びましょう!
脱毛後はいつから入浴OK?
多くのクリニックでは、施術の翌日から湯船に浸かってOKと言われています。
肌に赤みや火照りが出ている人は、肌トラブルが落ち着くまで湯船に浸かることは避けるようにしましょう。
また、中には元々肌が弱い人もいますよね。
心配な人は、念のため数日はシャワーのみの使用にし、入浴は様子をみてからにするといいでしょう。
脱毛前後で湯船に浸かってしまった場合の対処方
脱毛前後についうっかり湯船に浸かってしまった…!
そんな時には、涼しい場所で体温を下げましょう。
お風呂場で気づいたら、脱毛部位に水をかけることも効果的です。
お風呂場ではない場合は、水で濡らした冷たいタオルを交換しながら冷やしてみましょう!
また、冷やしすぎも肌によくないので、保冷剤や氷を直接肌に当てるはしないように気を付けてくだいね。
脱毛後は乾燥しがちに!セルフケアも大事
脱毛後は光を肌に当て炎症を起こした状態になっていますしっかりと保湿をすることが重要!
それでは、保湿をするとどのような効果があるのでしょうか?
- 乾燥を防ぐ
- 肌トラブルを防ぐ
- 脱毛効果が高まる
それぞれの効果について詳しく説明していきます!
乾燥を防ぐ
脱毛後は、とても乾燥しやすい状態になっています。
しっかりと保湿し乾燥を防ぐことで、肌トラブルや痒み防止に繋がります。
また、乾燥はシワの原因にも…!
潤った肌で若々しくいるためにも、ケアを心掛けることが大事です。
保湿をすることで肌のバリア効果も高まるので、施術の当日に必ず行うようにしましょう。
炎症を起こしている場合は、患部に優しい保湿液を使用するといいですね!
合わない保湿液を使用し、逆に悪化してしまった…
ということにならないように、心配な方は使用する保湿液についてクリニックに相談してみましょう!
肌トラブルを防ぐ
脱毛後は肌がとてもデリケートで、人によってはヒリヒリした感覚を持つ場合もあります。
肌の炎症や、乾燥からヒリつく場合も。
肌に当てたレーザーによるダメージがあるため、保湿がとても大事です。
また、施術前など日頃から保湿をして肌の水分量を保つことで照射時の痛みも和らぎます。
肌のターンオーバーや修復機能が促されるため、クリアな肌に変化します!
脱毛効果が高まる
保湿をすることにより肌の水分量が増え、肌が強化されます。
肌が強くなることで、施術後に炎症を引き起こすリスクが減り、継続して施術を受けることができるようになるのです!
また肌そのものが強くなることで、照射パワーをより強くすることができ、脱毛効果が高くなることも。
抑毛効果の含まれる保湿クリームを使用することで、効果が出やすくなります。
入浴以外に気を付けたいこと
脱毛の施術前後の入浴以外に気を付けるべきことはいくつかあります。
下記がその気を付けるべき事項です。
- 施術前後日焼けしないようにする
- 飲酒
- 激しい運動
- 毛抜きや剃刀を使用しない
意識しないとついやってしまいがちですよね。
それぞれについて説明していきます。
施術前後日焼けしないようにする
日焼けはとても肌に負担がかかっています…
焼けて赤くなっている人は、皮膚が火傷を負っている状態です。
脱毛も光を肌に当てることで、更に皮膚が軽く火傷をしてしますので、火傷に更に火傷を負ってしまうのです。
これは肌にとって相当な負担ですよね。
夏のイベントといえば海に行ったり、バーベキューをしたりなど焼けを避けられない状況もあります。
脱毛をするためには施術前後2週間の日焼け対策を忘れないようにしてください!
また前後2週間日焼け対策を行ったとしても、既に肌が焼けて黒い状態の場合は元に戻るまで数か月間脱毛ができないことも…
日焼けが落ち着いてくるまで、脱毛は一旦お休みしましょう!
目安としては、夏は約3ヶ月、冬は約2ヶ月で回復し、施術ができるようになります。
その間は施術ができなくなってしまうため、継続的に脱毛を続けたい人は外での活動時に日焼け対策をしっかり行うようにしましょう。
少しでも早く元の肌色に近づけたい人は、ビタミンCの摂取がおすすめ!
ビタミンCには抗酸化作用があるので、メラニンの生成を抑制する効果があります。
更に日焼けからの回復を早める効果も期待できます!
食材やサプリメントなどを摂取しても効果的ですが、美容品などの使用も効果があります。
そして保湿を心掛け、肌のターンオーバーを促しましょう。
飲酒
一番脱毛と無縁のように思われますが、実は飲酒も避けるべき事項なのです。
なぜかというと、入浴と同様に飲酒をすることによって体温が上がってしまうから。
一般的に人はアルコールを摂取すると血流が良くなり、体温が上がります。
脱毛の前後では、飲酒を控えるようにしましょう!
激しい運動
激しい運動も、入浴や飲酒と同様に体温を上昇させてしまうため脱毛の前後は避けてください。
またスポーツのジャンルによっては日焼けも心配ですよね…
サロンに向かう道中も、予約に遅刻しそうだからと言って走らないように気を付けましょう。
毛抜きや剃刀を使用しない
施術後の肌はとてもデリケートなので、数日間は毛を抜いたり、剃ったりする行為は避けましょう。
無理に毛を抜くと、炎症の原因なります。
また、カミソリで剃ることによって肌を傷付けてしまうので、更に肌に大きな負担がかかってしまいます。
肌の炎症が酷いときは放置しないで!
脱毛の施術を受けて何日も経ったが、炎症が収まらない…
あるいは、更に酷くなってしまった…
という事態になったらすぐに施術をしたサロン、もしくは皮膚科へ相談してみましょう!
肌トラブルを未然に防ぐためにも、契約前の説明時にきちんと内容を確認しておくことも大切。
また肌トラブルについて、契約書の内容を確認しておくといいでしょう。
施術前から肌トラブルがないか、日焼けなどで大きな負担がかかっている状態ではないかなど、セルフチェックをしておくことも忘れないようにしましょう。
脱毛は2~3ヶ月に一回行うことが多く、ようやく予約日が来たから少しくらい肌の調子や体調が悪くてもまあいいか!
というような軽い気持ちで脱毛の施術を受けると後に大変なことになり得る可能性もあります。
自分の体調は自分にしか分からないことも。
無理せず、肌の調子や体調が優れない場合は、予約日を変更し、万全の状態で施術を受けるようにしましょう
「困った」お客さんにならないために!
中には、施術時に困ったお客さんも多くいます。
いくらお客さんとはいえ、施術を受けるうえでエチケットやマナーを守り、常識の範囲内で施術を受けるようにしましょう!
それではどのようなお客さんがいるのか、ご紹介していきます。
ムダ毛の自己処理をしてこない
基本的に脱毛前に毛の自己処理をすることになっています。
施術対象部位のみではありますが、処理をせずに来院する人も多くいるのも現状です…
軽い剃り残しくらいなら剃ってくれるサロンもありますが、明らかに手入れをしていないケースも。
その場合は施術自体できないこともあるので要注意です!
せっかく予約したのに施術できないのはもったいないですよね。
人気のサロンの場合は、新たに予約をとるのに数か月待つこともあります。
本来受けるはずだった脱毛ができないと、また予約の取り直しになり脱毛スケジュールも遅れてしまいます
脱毛をしている人は、少しでも早く脱毛を完了したいと思っているはずです!
ついうっかり…で、その大切は脱毛の機会を無駄にしないようにしましょう。
VIOの施術前にシャワーを浴びるのはエチケット
施術直前の入浴はNGというお話をしましたが、施術を受ける前にはエチケットとしてシャワーを浴びるなど清潔にしておきましょう。
中にはいつお風呂に入ったのか分からないようなお客さんも…
脱毛サロンや美容皮膚科のスタッフがプロであっても、ニオイや汚れはさすがにきつい。
人に施術をしてもらう訳ですから、施術当日にシャワーを浴びておくなど、エチケットとして最低限のことはしておきましょう。
生理中にVIOの施術を受けに来る
基本的に生理中は肌が敏感になっているため、施術はおすすめしていません。
デリケートな時期のため、肌トラブルの元となる可能性が。
特にVIOは肌トラブル意外に、衛生面の問題でも生理中は施術ができないことになっています。
中には、生理中と認識していながらも予約日の変更が面倒でVIOの施術受けにくる強者も。
契約時点でも脱毛サロンや皮膚科からも説明されているはずですが、規定をしっかりと守ることで、衛生面が守られます。
万が一、施術予約日に生理が来てしまったら無理して施術を受けずにまずは相談してみましょう!
個室内で長時間の化粧直し
安く脱毛を行っているサロンは回転率を重視しています。
そのため、予約時間も細かく細分化され遅刻や、無断キャンセルについてとても厳しく管理しているところも。
脱毛サロンのほとんどがそうですが、お客さん一人ずつの個室に入って施術を行います。
施術後の個室内では着替えだけを済ませ、メイク直しは化粧室で行うように促されますが、中には個室内でそのまま化粧を直しなかなか出てこないお客さんも…
次の予約もあるので、施術を受けたら速やかに着替えて移動するようにしましょう!
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございました。
脱毛前後のシャワーは問題ありませんが、体温が上昇しないように気を付ける必要があります。
そして脱毛前にシャワーを浴びて体を清潔にしておくことを心掛けましょう!
また、施術後に肌トラブルで困ったら放置せずにサロンや皮膚科に相談するなど早めに対処することも大事。
そもそも肌トラブルを起こさないために、契約時の注意事項などをしっかりと確認することで、
安全に脱毛をすることができます。
肌トラブルがあると施術日が延びてしまい、脱毛完了までの目標スケジュールもずれてしまうので、自己管理を怠らないようにしましょう!