疲れすぎていたり、寒暖の差が激しい時には体調を崩しやすくなります。
緊張がほぐれる休日こそ、溜まった疲れが一気に現れて風邪気味になったことはありませんか?そんな時に限って、脱毛施術の予約日が迫っていることがありますよね。
風邪をひいたら体を労わって休めることは基本ですが、風邪気味?と思える程度の少しくらいの症状だと、いけない事だとわかっていても無理をおしても脱毛しに行こうとしてしまいます。
施術当日、起きたら具合が悪かったなら、脱毛施術をキャンセルすべきなのでしょうか?少しくらいの体調の悪さなら、気にすることはないのでしょうか?
風邪気味の時の脱毛施術についての疑問を解消していきましょう。
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目次
風邪気味の人は大半が施術NG!その理由とは?
脱毛施術当日は体調を万全に整え、元気に来店すべし!これが脱毛の基本です。
季節の変わり目には風邪をひきやすいという人は、徹底した体調管理でウイルスや細菌から身を守りましょう。
それでも風邪をひいてしまったなとわかったら、脱毛施術は風邪が治るまでは基本的に延期です。
初期症状程度なら、施術に行きたい気持ちもあるでしょうけれど、行かない方が身の為ですよ?なぜなら、風邪はとても怖い病気だからです。
風邪には治療薬が無い!
風邪の症状は咳、鼻水、頭痛、発熱、悪寒などがあり、空気が乾燥し、寒くなりはじめる頃や寒暖の差が激しくなる春先に多くの人がかかる病気です。
あまりにもありふれた病気なだけに、風邪をひいて命の危機を感じた人はいないのではないでしょうか。
しかし、風邪という病気は現在でも根本的な治療薬が存在しない怖い病気だと知っていますか?
風邪をひく原因となるウイルスや細菌の種類は約200種類以上と言われています。
原因を突き止めるだけでも困難を極める風邪という病気には、未だに治療薬が開発できていません。
現在ある風邪薬は、全て各症状に対処する為だけのもので、根本的に治すという薬はひとつも無いのです。
そんな時に脱毛などで、体に余計な刺激を与えるのはいかに危険か、まずイメージすべきでしょう。
風邪の時は脱毛効果が低くなってしまう!
風邪気味などの体調が悪い時には、体内のホルモンバランスや腸内細菌など、ありとあらゆるバランスが乱れています。
そんな時に脱毛施術を受けても、お肌トラブルの危険性があるだけではなく、脱毛効果も通常よりも得にくくなってしまいます。
また、施術前は風邪気味程度だった症状が、施術後には悪化してしまったら、誰でも症状緩和の為に薬を飲もうとするのではないでしょうか。
脱毛施術前後の薬の服用は、お肌トラブル、頭痛、吐き気、呼吸困難などの様々な症状を引き起こしかねません。
その上体調不良とあっては、起き上がれないほど具合が悪くなってしまう可能性も考えられます。
身の危険を冒してまで、風邪気味の時に脱毛施術を受けるべきではありませんね。
お店を介して感染が広がってしまう
風邪気味の時の来店は、他のお客様やお店のスタッフさんに風邪ウイルスをまき散らしに行くと同義です。
お店のスタッフさんが全ての個室を毎回綺麗に拭き掃除していても、ウイルスを完全に除去はできません。空気中にも漂えるのですから。
そんな室内に次々に何十人ものお客様が出入りします。自覚はなくても免疫力が低下していれば、風邪ウイルスはすぐに猛威を振るうでしょう。
綺麗になる為の場所から、まさかの感染拡大の原因を自分が生み出してしまうことになるのです。
薬を服用していなくても風邪気味の施術は危険
少しくらいの体調の浮き沈みはよくあることですね。特に女性は毎月の生理もあって、体調を崩しやすいものです。
誰でも「ちょっとダルいな」と思う時に、脱毛施術とかぶってしまった経験があるのではないでしょうか。
それでも、風邪気味と自覚している時の脱毛施術は危険です。
まず、薬を服用してしまった場合の危険は、お店が服用中の施術禁止していることから、その危険度が想像できますね。
けれど、例え薬を服用していなくても、風邪気味の体に脱毛施術は悪い影響が大きすぎます。
なぜ風邪などの体調が悪い時に脱毛施術を受けてはいけないのか、大きな3つの理由を解説していきます。
お肌が乾燥しているので脱毛効果が出にくい
風邪の時、普段よりも手のひらがカサカサになったと自覚したことはありませんか?風邪は秋冬など空気の乾燥しやすい時期に蔓延します。
それは乾燥が風邪ウイルスの繁殖しやすい状況だからです。体調不良を感じているならば、既に体は乾燥し、風邪ウイルスが体内に侵入してしまったということです。
乾燥した状態での脱毛施術は、アフターケアに力を入れたとしてもお肌トラブルの危険性が高まってしまいます。
かゆみや赤みなどを始めとする症状がとても出やすい状態です。
また、乾燥したお肌には脱毛効果のある光やジェルが浸透しにくく、せっかくの脱毛施術も受けただけとなり、無意味に回数を消費してしまいます。
免疫力の低下で脱毛リスクが高い状態になっている
脱毛施術で照射される光やレーザー、そして塗布されるジェルなどに風邪を悪化させる作用のあるものは直接的にはありません。
それでも脱毛リスクが高まってしまうのはなぜでしょうか?
それは、体の免疫力の低下が原因です。
体調が悪いということは体内の免疫力が低下している状態です。
目には見えなくても、体内では侵入した風邪ウイルスと必死に戦っています。
そんな中、普段ならば正常に働いている体の機能は鈍くなったり、逆に鋭敏になったり、不安定になります。
体の機能が弱まれば、細菌感染のリスクが高まります。
感覚が鋭敏になれば施術時の痛みが強く感じやすくなります。風邪気味の時の脱毛施術に良いことはありません。
施術時の服装は体温低下を招きやすい
脱毛施術時はどのような服装になっていますか?施術部位を晒せるように、タオルを巻きつけただけの状態になるはずです。
裸に近い状態で長時間過ごすことは、体温低下を招き、症状を更に悪化させることにも繋がります。
脱毛施術時には、服装以外にも体温を下げる効果をもたらすものがあります。冷却用のジェルと脱毛マシンそのものです。
冷却ジェルや脱毛マシンの直接的な冷却も、本来ならば体温が高い部位を冷やし、体が芯まで冷えてしまいかねません。
体温が下がると、風邪気味の体は一気に症状を進行させていきます。風邪気味の時ほど、無理は禁物ですね。
脱毛をキャンセルするほどの風邪気味かどうかは免疫力の低下具合で判断
体調が悪い時の感じ方は人によって違います。体がダルくて体調不良だと早々に気が付く人もいれば、ちょっといつもよりも動きが鈍いなと感じる程度の人も。
脱毛施術に行ってもいいかどうかの明確な判断基準は、「病気かも?」と思う時には難しいですね。
病気とは確定していないけれど、もしかしたら病気かもしれないと思った時にわかりやすい判断基準は、免疫力が低下しているかどうかを見ることです。
これから免疫力が低下する3つの原因を解説していきます。
普段の生活週間にこれら3つが当てはまれば、気が付いていないだけで免疫力が低下しているかもしれません。
睡眠時間が短い場合は風邪気味でなくても脱毛しないほうが良い
睡眠時間は疲れを取るだけではなく、体を再生させる為に必要な時間です。
体の再生とは外部だけではなく内部にも及びます。疲労が蓄積された人も十分な睡眠を取ることで、しっかりと体を回復させることができるのです。
アメリカの医師会の論文に、睡眠時間と風邪のひきやすさの関係という論文があります。これによると、7時間未満の短い睡眠時間の人は、8時間以上の睡眠をとっている人よりも約3倍風邪をひきやすいとわかったそうです。
十分な睡眠は、それだけで免疫力を高めてくれます。
常に体温が低い方は免疫も低い状態
自分の平熱が何度かわかりますか?常に体温が低い状態が続いているという人は気を付けた方がいいですよ。
女性の平熱の平均は、36.6~37度です。37度というと微熱と感じる人もいますが、そこまで高い体温というわけではありません。
この平均的な体温は、免疫力を正常に働かせる為に必要な温度なのです。
一般的に免疫力が正常に保たれる体温は36.5度といわれています。
体温が1度下がると免疫力は約30%低下し、逆に体温が1度上昇すると免疫力は約5倍にあがるといわれ、風邪気味の時ほど体温を高く維持することが大切であるとわかります。
食事内容に偏りがあると危険
人の免疫機能は全身いたるところに点在していますが、その多くは腸内に集中しています。その割合は約60%にもなるほどです。
腸内細菌には外敵と戦う善玉菌、体に悪影響を及ぼす悪玉菌、そして優勢な方につく日和見菌の3種類が存在します。
これらは普段の生活と密接な関係にあり、特に食事によってバランスが変化します。
必要な栄養素を摂らず、栄養不足な食生活を続けていると、あっという間に悪玉菌が優勢になり、それに日和見菌が追従してしまい、風邪をはじめとする様々な病気にかかりやすくなってしまいます。
風邪でのキャンセルは料金が100%取られてしまう?支払い免除にはならないの?
誰も好き好んで体調を崩す人なんていません。
病気を完全に防ぐことなんてできないのですから、不可抗力だと言いたくなる時もありますよね。特に、脱毛施術直前に風邪をひいてしまった時には。
基本的に、施術当日のキャンセルにはキャンセル料が発生する場合があります。
料金はその日に受ける施術分100%だったり、1,000~2,000円の規定のキャンセル料だったりと様々ですが、お金を無駄に支払わなければならないことに変わりはありません。
風邪で直前キャンセルしてしまったら、絶対にキャンセル料が取られてしまうのでしょうか?
キャンセル料はお店の規定を必ずチェック
キャンセル料の規定はお店によって定められたものです。キャンセル料を取らないとしているお店もあれば、規定の料金を設定しているお店もあります。
自分が通っているお店にキャンセル料があるかどうか知りたいなら、お店の公式ホームページのQ&Aや契約書を確認しましょう。キャンセル料についての条件が書かれているはずです。
キャンセル料の発生条件もお店によって違います。2日前~当日のキャンセルに対してというものが多いようです。ギ
リギリになってからのキャンセルはお店や他のお客様の迷惑になるからですね。
キャンセル料やペナルティの有無は契約前に確認を
キャンセル料や回数消化などのペナルティは、お店によっても違いますが、契約プランによっても違うので注意しましょう。
ざっくり分けると、契約料金が安くて選択の自由度の高い脱毛プランには、キャンセル料やペナルティが付きやすいです。
契約料金が高く、通う頻度や回数など細かな設定・条件がある脱毛プランには、ペナルティは無く、キャンセル料が発生する条件も緩やかです。
自分が契約した脱毛プランの場合はどうなのか、契約書を確認してみましょう。それでもわからない場合は、お店やコールセンターに連絡すると、契約内容を教えてくれます。
キャンセル料はカラ予約の抑止力でもある
キャンセル料に対して、利用する側としては意味のない料金という見え方になってしまいますが、キャンセル料とは、カラ予約の抑止力にもなると知ったら、料金そのものに対する見え方が変わりませんか?
キャンセルがいつでも可能で、直前キャンセルをしても何のペナルティも料金も発生しないとなったら、一部のマナーの悪い人達は、都合の良い日を予約して、都合が悪くなった施術直前にキャンセルを繰り返すでしょう。
そうなると、他のお客様が予約できる日は極端に減り、予約ページにはお客様が殺到する状態に。けれどお店には来るべきお客様がキャンセルしてしまった為、時間が空いてしまうという悪循環です。
こういったカラ予約を抑止する為にも、ある程度の厳しいルールを作らなくてはならないのです。
風邪気味の時はまず医師・サロンスタッフに相談を
風邪をひいてしまったかもしれない、この喉の痛みは風邪気味かも?と思ったら、まずは何から始めるべきでしょうか。
脱毛予約をしていたなら、お店へ連絡?けれど、連絡したところで施術を拒否されるだけでは?症状が悪化しそうなら、先に病院へ行った方がいい?
体調を崩した時ほど、頭が回りません。こんな時こそ落ち着いて、何から始めるべきかを整理していきましょう。
脱毛施術を前にして風邪をひいてしまったら、まずやるべきことをまとめました。いざという時のために、知識を取り入れておいて損はありません。
風邪気味の自覚あり!軽症ならばお店に相談
風邪のひきはじめは部分的な症状だけで、ゆっくり静養するべきか悩みますよね。
そんな時に脱毛施術なんて予約していたら、行くべきか行かずに寝ているべきなのか、どちらが正しいと思いますか?
風邪気味との自覚があれば、症状をよく観察し、まずはお店に相談してみましょう。
症状が軽ければ、施術を受けてもいいかもしれません。
事前にお店に相談しておくことで施術を行う室内の温度を調整してくれたり、スタッフさんがマスク着用で対応してくれたりと、お店側が準備を整えることができます。
症状が既に重ければ、予約キャンセルや予約日を変更する手続きなどを相談しましょう。
体調が悪くなったと感じたら、施術当日まで我慢するよりも、施術日の数日前に相談してみることをおすすめします。
本当に風邪?安易な来店は感染拡大の危険も!
風邪の症状は他の様々な病気の症状ととてもよく似ています。自分が風邪気味と思っていても、実は重篤な病気である可能性も否定できません。
感染性の病気であった場合、むやみに出歩いたり、無理して脱毛に行くことは大変危険です。
本当にただの風邪なのかを見極めて、少しでも疑わしい場合には何よりも先に病院へ行きましょう。
無理することで体に良いことは、ひとつもありません。
健康の為にも美容の為にも、まずは健全な体を維持することに重点を置きましょう。