整形は親に言わなくてもバレない?悲しむ?怒られる?親の気持ちや整形のリスクを解説

整形を親に言わない

整形したくても、「親からもらった体を傷つけるとは何事だ!」と言われ、話し合いに応じてくれない場合も多いです。

しかし、顔を変えることで自信がつき、社会復帰できる人もいるので、整形の全否定はできないはずです。

また、親の気持ちを考えて、整形の相談できない方もいらっしゃいます。自分の顔を変えるのですから、かんたんに判断できる問題ではありません。

この記事では、未成年の整形の許可や、親の気持ち、リスクなどを紹介します。整形前の判断に迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

※本ページにはPRが含まれます。

20歳以上の整形は親の許可がいらない

未成年の方は、保護者の許可なしで整形はできません。保護者の同意書や、同伴が必要なクリニックがほとんどです。

とくに、15歳未満の方が施術を受ける際は、カウンセリングの段階で、保護者の同伴が必要な場合も多いです。

しかし、18歳未満で既婚者の場合は、同伴の必要がないクリニックもあるので、事前にカウンセリングで確認をしましょう。

また、18歳以上20歳未満の方は、保護者同伴が必須でないクリニックもあります。その際は、保護者や法定代理人の同意書と、保護者と電話確認をした上で施術を行います。

整形は親不孝?体は親からもらったもの?

整形をしたい気持ちは、親御さんに反対されやすく、理解されないことも多いです。

ではいったい、自分の子に整形の相談をされた時、親御さんはどんな気持ちになるでしょうか。以下に、親御さん側からの意見を紹介します。

悲しい気持ちになりました

自分に自信が持てない顔で産んでしまったことに、罪悪感を感じました。自分を否定された気持ちはもちろん、子供の傷が自分をにとってつらいのです。

親からすると、子供はかわいいものです。親の心子知らずといいますが、子供からは愛情の深さがわからないのでしょう。

今までも外見でつらい思いをさせてしまっていたのかなと、申し訳ない気持ちもあり、整形を反対できない自分もいました。

自分に似ている子だと、より複雑な感情になりますね。理屈で片付けられない問題なので、しっかりと話を聞いてあげたいと思います。

化粧ではダメなの?

正直に言って、気にしすぎだと思いました。女の子は化粧できれいになれるし、整形をする必要があるのか疑問ですね。

周りの子がきれいになったり、大人っぽい雰囲気に変わる様子を見て、焦っていることもあるんじゃないかな。

それに、自分の顔は人によって評価も変わるものです。例えば、目の小さい子が好きな人もいるし、好みは人それぞれ違うと思う。

どうしても整形したいなら止めないけど、未成年のうちはダメ。整形のお金を自分で払うなら、文句はいわないよ。

自分の顔は子供に似てほしくなかった

じつは、私も顔にコンプレックスがあって、子供のときに親の顔を恨んだことがあります。

だから、子供には、自分の顔に似てほしくないと思っていましたが、そっくりに生まれました。

自分も娘と同じ悩みをもっていたからこそ、整形の相談をされたときは、やっぱりと思いました。私は、とくに整形に反対はしていません。

ですが、複雑な気持ちになりました。かわいくなりたい気持ちはわかるけど、今のままでいてほしいのが、正直なところですね。

今までの思い出と違う顔に

化粧と整形は違うので、子供の顔を見るたびに、別人と会っている気になりますね。

家に小さかったの時の写真を飾っていますが、その時の思い出と違う顔になってしまうのは、正直悲しいことでもあります。

顔にコンプレックスを持っていても、自分の子です。整形したい気持ちは尊重したいのですが、本音をいえば辞めて欲しいかな。

やっぱり実家に帰ってきたときに、安心できる顔でいてほしい。「どなた?」となってしまっては、素直におかえりが言えないかもしれませんね。

醜形恐怖症に悩む人も

多くの親御さんは整形をよく思っていない人も多いですが、整形を考えている人の中に、『醜形恐怖症』という病気の方もいらっしゃいます。

以下に、醜形恐怖症の症状について紹介します。

醜形恐怖症とは?

醜形恐怖症は、自分の外見に対して強いコンプレックスを感じ、毎日何時間も悩み続けてしまう病気です。

この病気は約2~3%の割合で発症し、とくに青年期になるとかかりやすくなり、男性よりも女性の方の患者数が多いです。

実際、醜形恐怖症の人は、自分の外見に問題があると決めつけているので、他者からの意見も聞けなくなっています。

そして、外見に対しての苦痛で、日常生活が困難になる場合は、医師による治療が必要になります。

醜形恐怖症の特徴

醜形恐怖症の人は、外見に対して過剰な自意識をもつため、人前に出ることを避ける傾向が強いです。

さらに、症状が悪化すると、学校に行けなくなるなど、社会生活そのものが困難になり、社会的に孤立してしまいます。

他には、鏡で自分の姿を何度も確認し、自分と他者を比べるなど、過剰な反応を繰り返します。

症状が悪化すると、うつ病などになり、精神的な負荷が続くことで、自傷行為を行う人も多いです。

整形で幸せになれる?

実際に、整形を行った人の意見も参考にしましょう。外見の変化やコンプレックスを解消して、人生が変わった人も多くいらっしゃいます。

自然と笑顔が増えた

顔が変わって、「人生は楽しいものだ」と心から言えたことに驚きました。今まで悩んでいたことが不思議でしょうがないです。

昔、小学校で外見をからかわれてから、自分の顔が嫌になって、外に出るだけでつらいと感じていました。

ですが、コンプレックスがなくなったことで、自然と笑顔になって、落ち着いた状態で人前に出られる自分になっていたのです。

整形をすることで、親や周囲の人から反対されたけど、後悔はしていません。これから、もっと楽しい人生にしたいと思います。

恋人ができた

自分の顔にコンプレックスがあって、好きな人に告白もできないままでした。どうしても、顔が原因で嫌われてしまうと考えてしまうのです。

ですが、整形によって顔が変わり、自分に自信がついてきたので、勇気をもって告白をしたところ、付き合うことができました。

整形をした結果、好きな人から褒められて、とにかくうれしかったことを覚えています。今でも交際中の彼と、楽しくデートしています。

メイクや髪形を変えても、なくならないコンプレックスはつらいです。整形をすることで悩みがなくなり、幸せになったことを実感しています。

整形はバレる?人気の整形手術から検証

学生に人気な美容整形は、二重まぶたにすることです。きれいな目になるだけで、きれいな顔になるは間違いありません。

しかし、整形をしても、バレるのは怖いですよね。整形した噂を広げられて、嫌な思いをする人も多いです。

そこで、二重のまぶたにしたことが、バレる原因を紹介します。

不自然な二重幅でバレる

芸能人の中にも、二重幅が不自然な方もいらっしゃいます。整形した跡は、観察力が高い人には、バレているのです。

とくに、二重幅が広いことで二重整形の跡が目立ち、目の上に違和感が出てしまって、整形したことが伝わります。

無理に大きな目を作ろうとしてはいけません。目の形に合った二重にすると、自然な印象を与えられます。

ダウンタイムの時にバレる

整形の施術後は、腫れが引かない期間のダウンタイムがあり、顔の変化が大きいのでバレやすくなります。

とくに、整形した後のまぶたは、腫れが大きく、内出血で皮膚の色が変わるので、周囲から見ても違和感があるでしょう。

そのため、学生であれば、長期休暇の時に施術を受けるのをおすすめします。周囲の反応が怖い方は、時期を選んで美容整形の手術を行ってください。

二重整形の跡が残っているとバレる

二重の整形を行うと、下を向いたときに不自然な食い込みや、まぶたのへこみ具合で、整形をしたことがバレてしまいます。

さらに、しこりや膨らみが目立つ場合もあります。そもそも、整形の跡を完全になくすことは不可能なので、多少の違和感は残るのです。

例えば、写真に写るときなど、うかつに瞬きができなくなるかもしれません。他には、寝顔を見られる時なども、注意が必要です。

整形にはリスクもある!親を説得する際は注意が必要

整形は必ず成功するとは限りません。以下に、施術が失敗した例を紹介します。

目頭切開で左右非対称に

目頭切開は、目頭にかぶさった皮膚を切ることで、目を大きく見せる施術方法です。

しかし、担当した医師に技術がなく、施術が失敗した場合、左右の目が非対称になり、傷が目立つこともあります。

目頭切開をした後の修正は難しいので、元に戻せなくなる危険があるのです。

人中短縮で顔のバランスが崩れる

人中短縮は、鼻と唇の間の距離を縮める方法で、鼻の下の皮膚を切除し、幅を短くします。

その際に、人中を短くしすぎてアゴが長く見えてしまうこともあります。さらに、顔全体のバランスが崩れて、修正が困難になってしまうのです。

小鼻修整で傷跡が残る

小鼻修正は、小鼻の脇を切ることで、鼻の穴を小さくする施術です。

しかし、施術に失敗すると傷跡が目立ち、さらに鼻の穴を小さくしすぎてしまう可能性もあります。

整形にリスクはつきもの!迷うなら辞める選択も必要

誰しも顔にコンプレックスを抱えていて、人によっては外に出られないほど悩んでしまう人もいらっしゃいます。

整形によって、自分に自信がついて、行動が変わり始めるのであれば、本人にとってよい選択肢になるでしょう。

しかし、親御さんが複雑な気持ちになることも覚えておきましょう。整形によって顔が変わり、周囲が戸惑うことは当然です。

そして、整形には失敗のリスクが伴うので、迷う場合は辞める選択も必要になります。どちらも勇気がいる決断ですが、周囲と相談して、慎重に決めてください。