医療脱毛の効果を徹底解説!永久脱毛できる?効果が出るまでの回数は?

医療脱毛の効果

最近は脱毛サロンに変わって、医療脱毛の人気が拡大しています。

サロンよりも効果が高いと言われる医療脱毛。料金が高いのがデメリットでしたが、近年では学生やフリーターでも通いやすいものになっています。

そんな医療脱毛ですが、実際のところどれくらいの効果があるのでしょうか?また、効果が出るまでどれくらいの回数通う必要があるのでしょうか。

医療脱毛の効果について、詳しく解説していきます。

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医療脱毛は永久脱毛効果が見込める唯一の方法

医療脱毛は、レーザーを照射して毛母細胞を破壊することで、毛を生えてこなくさせる方法です。

実は、毛が生えなくなる効果はクリニックのレーザー脱毛にしかありません。

脱毛サロンがおこなう施術は毛根にダメージを与えることが目的なので、「脱毛」というよりもむしろ減毛や抑毛といった例えが正確です。

医療脱毛は皮膚科のいる病院・クリニックでしか受けられません。

医療脱毛は万が一の時に安心

医療脱毛をするのは医師なので、痛み止めや麻酔など、扱いが難しい薬等も利用することができます。

万が一痛みに耐えられなかったり、火傷などの皮膚トラブルが起きたりした場合も、医師が迅速に的確な対応をしてくれます。

これが脱毛サロンになると、スタッフが医師免許を持っていないので、トラブルの対処は応急処置しかできません。

もしもの時の安心感を考えても、医療脱毛はおすすめです。

医療脱毛は永久脱毛が可能!それでも毛はいつか生えてくる?

クリニックでは永久脱毛が可能というのは、前述の通りです。

ただ、脱毛業界で言われる“永久脱毛”は、その名の通り毛が一生生えてこなくなる、という訳ではありません。

永久脱毛を定義しているのは、アメリカ電気脱毛協会やアメリカ食品医薬品局(FDA)などです。

アメリカ電気脱毛協会 永久脱毛とは、脱毛1か月後に毛の再生率が20%以下になることを指す

アメリカ食品医薬品局(FDA) 永久脱毛とは、毛の再生本数が長期間減少し、かつその状態が維持されることを指す

どちらの定義を見ていただいても分かると思いますが、毛が今後完全になくなることを永久脱毛と言っている専門機関はないのです。

つまり、医療脱毛を受けても後から毛が生えてきたり、完全にはツルツルにならなかったりする可能性は十分あります。

それでも、何回もクリニックに通って施術を受けることで、反永続な脱毛効果を期待することができます。

医療脱毛の効果が実感できる回数は人によって違う

医療脱毛の効果は、1回通っただけでは実感できません。

その理由は毛にはそれぞれ成長の周期(毛周期)が設けられているからです。

全ての毛が成長→退行(抜け落ちる)→休止を繰り返します。このうち、レーザー脱毛の効果を100%見込めるのは成長期の毛に対してのみとなります。

毛周期はそれぞれバラバラなので、全ての毛が成長期の状態で施術をするためには、何回かに分けて照射をする必要があります。

まず、この毛周期と通うタイミングの兼ね合いによって、効果がスピーディに出ないケースもあります。

部位 毛周期の目安 成長期の毛の割合
1か月~2か月 20%
ワキ 2か月~3か月 30%
VIO 1か月半~2か月 30%

1か月半~2か月 20%

医療脱毛の効果が出る回数は5~6回(約1年)が目安

医療脱毛の効果が出る回数は、5~6回ほどが目安になっています。

以外と通うんだなあと思うかも知れませんが、脱毛サロンで全身脱毛を受ける際、効果が見込める回数が12回以上なので、約半分で効果を実感できます。

扱うマシンの効果が脱毛サロンと比べて圧倒的に高いため、半分ほどでそれ以上の効果を見込めるのです。

毛質・肌質によっても医療脱毛の効果は異なる

ただ、5~6回通えば全ての方が同じ効果を実感できる訳ではありません。

効果を何回で実感できるかは、その人の毛質・肌質によっても変わってきます。

剛毛がお悩みの方などは、一般的な方と比べて脱毛にかかる期間が長引きがちです。

「自分は毛が濃くて太い」という方は、一般よりも、3回程度多く通うことで、十分な効果を見込めます。

医療脱毛には美肌効果もある!

医療脱毛は、ただ単に毛がなくなるだけではありません。

クリニックが使用するレーザーには、脱毛効果だけでなく美肌効果も含まれます。

レーザーには肌の引き締め効果もあるので、医療脱毛をすることで肌のキメが整い、ツルツルになったと感じる方も多いです。

肌のザラザラ感も、ムダ毛と共になくなっていきますよ。

素肌がワントーン明るくなる

医療脱毛をすると、素肌がワントーン明るくなります。

普段の肌は細かい産毛などで覆われているので、例えれば肌の上に薄いグレーのフィルターがかかっているようなものです。

これが医療脱毛をすることで、本来の明るい肌色になってくれます。

モデルや芸能人の肌が明るくキレイに感じるのは、脱毛をしっかりおこなっているのも大きな要因です。

メイクのノリが良くなる

細かい毛が無くなることで、化粧がそのまま素肌にのってくれます。

脱毛後はメイクのノリが圧倒的に良くなり、化粧崩れのリスクも減ります。

お直しの手間もかからなくなるので、かなり楽ですよ!

角質・角栓の除去にもつながる

毛穴に皮脂や汚れがつまっていると、角質や角栓の原因になります。

洗顔を小まめにおこなうことで改善されることもありますが、何度ケアをしても毛穴が開いた状態だと、またすぐに汚れがたまってしまいます。

レーザー脱毛で毛穴が引き締まると、汚れが再び溜まりにくくなり、角質・角栓の根本的な予防が可能になります。

ニキビやニキビ跡にも効果がある

医療脱毛で使われるレーザーのうち、アレキサンドライトレーザーやロングパルスYAGレーザーなどはニキビの治療にも用いられます。

そのため、上記のレーザーで脱毛をする場合、ニキビの改善や予防の作用も見込めます。

更に毛の処理も不要になるので、ニキビ予備軍の上カミソリを使って、状況を悪化させる心配がなくなります。

また、一部のレーザーにはニキビ跡を改善する効果もあります。実際に、浅いニキビ跡が脱毛で目立たなくなったという方も少なくありません。

肌にハリが生まれることも

医療脱毛のレーザーは肌の奥に届き、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の生成細胞を刺激します。

そうすることでコラーゲンの生成が活発化し、シワやたるみが改善されます。

医療脱毛で用いられるレーザーには、アンチエイジング効果もあるのです。

医療脱毛の効果を最大限引き出す方法

医療脱毛の効果は、事前準備やアフターケアによっても変わってきます。
適切な準備をおこなうことで、医療脱毛の効果を最大限引き出すことができるのです。

では、効果を引き出すために何をすれば良いのか、詳しく説明していきます。

施術前は事前処理をしっかりおこなう

医療脱毛の契約をすると、施術の前に脱毛箇所の毛をある程度処理してきてくださいと言われます。

しっかり処理をしておくことでレーザーが届きやすくなり、高い効果を見込めます。

事前処理をおろそかにしてきた場合もクリニック内で処理できますが、この際は別途費用がかかるので注意しましょう。

施術後は肌ケアをおこなう

医療脱毛の高い効果を得るためには、肌の保湿が重要になります。

特に脱毛期間中は、こまめな保湿対策を忘れないようにしましょう。

その他にも、肌が日焼けしすぎると施術ができなくなることもあります。

肌の保湿ケアと紫外線対策は日頃からこまめにやっておきましょう。

予約の取りやすいクリニックを選ぶ

前述の通り、毛にはそれぞれ周期があるため、コンスタントに通うことで高い効果が期待できます。

ただし、人気の高いクリニックだと空き状況が少ないこともあり、コンスタントに予約が取れないことも多々あります。

人気があるクリニックほど混雑しているのは仕方がないことですが、一定周期で通い続けることは高い効果を得るために重要です。

予約が取りやすいかどうかも、クリニック選びの要素に加えておきましょう。

脱毛前後の運動や飲酒・通院を避ける

施術後は肌が敏感になっていたり、心拍数が高くなっていたりするので、いつも通り運動や飲酒をすると、大きなトラブルに見舞われる可能性があります。

特に通院中の場合、服用している薬の種類によっては脱毛をするのが大きな危険を伴う可能性が高いです。
激しい運動やアルコールの摂取を控えるのはもちろんですが、持病をお持ちの方は施術前に必ず確認をしましょう。

医療脱毛には様々な効果がある!

医療脱毛は毛が抜けるだけでなく、美肌効果やニキビ改善など、幅広い効果があることが分かりました。

高い料金はネックであるものの、多数の効果が一度に見込めるのであれば安いものかも知れません。

自分の懐事情を見ながら、まずはカウンセリングに行ってみましょう!