レーザー脱毛の効果とは？永久脱毛できる？レーザー脱毛の仕組みから効果が出る期間・回数まで解説

クリニックなどの医療機関で受けられるレーザー脱毛はサロンの光脱毛よりも効果が高く、永久脱毛が可能であることから、施術を検討している方も多いでしょう。

中には「1回の施術でツルツルにしたい！」と考えている人もいるかもしれません。

しかし効果が高いレーザー脱毛でも、毛が生えてこなくなるレベルまでツルツルにするためには、最低でも5回以上の施術が必要です。

このページでは効果が高いレーザー脱毛でも5回以上の施術が必要になる理由や、レーザー脱毛の効果が実感できるまでにかかる期間、光脱毛とレーザー脱毛の効果の違いなどを解説していきます。

またページの後半ではレーザー脱毛の効果を高める方法や、効果が実感しづらいケースなども紹介していくので、レーザー脱毛を検討している方はそちらも参考にしてください！

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効果が高いレーザー脱毛でも複数回の施術が必要なのはなぜ？

医療機関の効果が高いレーザー脱毛であっても、効果を実感するためには期間を空けて複数回施術を受ける必要があります。

理由については、次から詳しく見ていきましょう。

レーザー脱毛は毛周期に合わせて照射しないと効果がないから

なぜレーザー脱毛は何回も施術を受けなければならないかについてですが、結論から言うとレーザー脱毛は毛周期に合わせて照射する必要があるためです。

まず毛というのは、①成長初期②成長期③退行期④休止期の4つの段階を繰り返しています。

そしてレーザー脱毛は光を毛に伝わせて毛母細胞にダメージを与えることで、毛を生えなくする脱毛方法なのですが、退行期と休止期には毛と毛母細胞はすでに離れているため、③や④の期間に照射しても意味がありません。

加えて1回の施術で照射できるレーザーに反応する毛は全体の15〜20%ほどであり、毛周期は1ヶ月に1回のサイクルで動いています。

そのためレーザー脱毛では最低でも5回ほどの施術が必要になります。

「早く脱毛したい！」という考えから短い間隔でクリニックに通っても、回数が無駄に消化されるだけで大きな脱毛効果は期待できません。

レーザー脱毛をする際にはしっかりと適切な期間を空けて通いましょう！

レーザー脱毛と光脱毛はどちらの方が効果がある？

脱毛は医療機関であるクリニックが施術をおこなうレーザー脱毛と、サロンのエステティシャンがおこなう光脱毛の2つに分けることができます。

レーザー脱毛と光脱毛にはどういった違いがあるのでしょうか。詳しくは次から見ていきましょう。

レーザー脱毛なら永久脱毛の効果が期待できる！

レーザー脱毛と光脱毛の最大の違いはダメージを与える範囲です。

例えばレーザー脱毛は800～810nmの波長で狭い範囲を集中的に照射しておりムダ毛の毛根から毛母細胞までしっかりとダメージを与えることが可能ですが、光脱毛は500～1200nmの波長で、広い範囲をマイルドに照射しています。

そのためしっかりと脱毛効果があるレーザー脱毛だからこそ、永久脱毛が可能なのです。

なお勘違いされがちですが、永久脱毛は今後一切ムダ毛が生えてこない！という訳ではありません。

日本では明確に定義されていませんが、一般的には「最終的に脱毛してから70〜80%の毛が減っている状態」を指します。

確実にムダ毛を減らしたい！という方は、レーザー脱毛の施術を検討しましょう！

光脱毛は安く痛みが少ないのがメリット！

レーザー脱毛は光脱毛よりも効果が高いということは説明したとおりですが、光脱毛のメリットとはなんでしょうか。

結論から言うと光脱毛はレーザー脱毛よりも安く、痛みが少ないのが大きな利点と言えます。

まず光脱毛はレーザー脱毛とは異なり看護師資格を持っていない人でも施術がおこなえるため、人件費を抑えることで施術費用を安くできます。

加えてレーザーよりも光量をしぼり毛根だけにダメージを与えるため、レーザー脱毛よりも痛みづらいのです。

そのため「安くほどほどに脱毛したい！」という場合は、レーザー脱毛よりも光脱毛の方が向いています。

また光脱毛はレーザー脱毛よりも効果が低いですが、照射回数を重ねれば抑毛効果は期待できるため、時間に余裕のある人も光脱毛を検討してみましょう。

レーザー脱毛の効果が表れるまでにかかる期間

レーザー脱毛の施術が1回で終わらないことは説明したとおりですが、何回施術を受ける必要があるのか・0の状態からツルツルになるまでにどれくらいかかるか、が気になりますよね。

詳しくは次から見ていきましょう。

レーザー脱毛は最低でも5ヶ月は必要

レーザー脱毛であっても最低5回の施術が必要になることは説明したとおりですが、人間は身体の部位のによって毛量や毛の太さが異なるため、部位ごとに必要な施術回数も変わってきます。

以下に部位ごとのレーザー脱毛で必要になる施術回数をまとめました。

基本的には上記の自己処理が楽になる回数で満足する人が多いですが、人前で薄着になることが多い人などは産毛などもなくなるレベルまで脱毛しています。

また顔は産毛があるとメイク乗りが悪くなるため、部分によってどこまで脱毛するか、を変えても良いでしょう。

VIOライン・背中・顔などは施術回数が多くなる

VIOラインは毛が太く濃いためレーザーが強く反応しやすく、早く脱毛効果を実感できる人も多いでしょう。

しかしVIOラインは1回で処理できるムダ毛が少ない・皮膚の下に埋まっている毛が多いなどの理由から、完全に脱毛するまでの期間は長くなりやすいです。

また背中や顔は毛が薄いためレーザーが反応しづらく、こちらも施術回数が増えやすい部位と言えます。

一部のクリニックでは脱毛部位によって照射回数を調整できるため、施術回数について不安がある場合は、カウンセリングで相談してみましょう！

レーザー脱毛の効果を高める方法

決して安くないレーザー脱毛をするなら、できるだけ効果を高めたいですよね。

ここからはレーザー脱毛の効果を高める方法を紹介していきます。

サロンや部位を選ばない方法を紹介するため、必ずチェックしておきましょう！

脱毛部位の乾燥・日焼け・肌ダメージを避けよう

レーザー脱毛の効果を上げる方法とは、簡単に言うとしっかりと肌ケアをおこなうことです。

まずレーザー脱毛はムダ毛の黒いメラニン色素に反応するため肌を黒く焼いてしまうと、光が毛根まで届かず十分な効果が期待できません。

特に顔や腕などは日焼けしやすい部位であるため、しっかりと日焼け対策をしておきましょう。

またレーザー脱毛の直後は光や熱で乾燥しやすくなっており、普段よりもしっかりとした保湿が必要になります。

保湿を怠ってしまうと乾燥からくる肌トラブルが原因で、施術が受けられなくなることも…。

肌ケアをおこなうことで脱毛効果アップに加え、痛みも抑えることができます。

レーザー脱毛を受ける際には、しっかりと保湿などの肌ケアをおこないましょう！

レーザー脱毛の効果が実感しづらいケース

先ほどはレーザー脱毛の効果を高める方法を解説しましたが、以下などの場合はレーザー脱毛の効果が実感しづらくなります。

焦って無駄な施術をしないためにも、しっかりと把握しておきましょう。

脱毛回数が足りない

繰り返しになりますが、効果が高いレーザー脱毛であっても1回の施術で全てのムダ毛が生えてこなくなるわけではありません。

特に施術1〜3回目などは脱毛前とほぼ同じ毛量が生えてくる人の方が多いですが、正常な反応であるため安心しましょう。

4回目から少しずつ生えてくる毛の量や、生えるスピードも変わってきます。

脱毛してから時間がたっていない

レーザー脱毛を受けてから1〜2週間はいつも変わらない様子でムダ毛が生えてきますが、約3週間を過ぎると毛根や毛母組織が破壊されたムダ毛がポロポロと抜けていきます。

一度毛根や毛母組織が破壊された毛穴からは二度と毛が生えてこなくなり、次の施術ではまた違う毛穴に照射していきます。

上記のとおり施術直後は変化を感じづらいですが、肌の中ではしっかりとレーザーの効果が表れているため、まずは様子を見ましょう。

毛抜きやワックスで自己処理した

レーザー脱毛を受ける際には事前にシェーバーなどで脱毛部位を自己処理する必要があるのですが、その際に毛抜きやワックスなどで毛根ごと抜いてしまうと、レーザーを当てても毛母細胞までダメージが伝わりません。

また毛抜きやワックスは肌へのダメージが大きく、施術自体を断られてしまう可能性もあります。

レーザー脱毛の自己処理では、必ずシェーバーやカミソリを利用しましょう。

レーザーの出力が弱かった

まれなケースですがレーザーの出力が不十分であることから、脱毛効果が落ちてしまう場合があります。

基本的にクリニックでは効果が期待できる十分な光量でレーザーを照射していますが、肌が乾燥しておりヤケドなどの肌トラブルの危険性がある場合は、出力が抑えられます。

十分な出力でレーザー脱毛を受けるためにも、しっかりと脱毛部位の保湿をしておきましょう！

レーザー脱毛は光脱毛より効果が高い

このページではレーザー脱毛の効果について、解説してきました。

レーザー脱毛は狭い範囲を集中的に照射するため、光脱毛よりも高い効果が期待できます。

しかしその分痛みもあるため、まずはレーザー脱毛を提供しているクリニックの無料カウンセリングで相談することから、始めてみましょう！