ブライダルローンとは?結婚で利用するメリット・デメリットと注意点

ブライダルローンとは

「どうしても使いたい式場や演出があるけれど、貯金が足りない…」「手持ちがないけれど結婚式を挙げたい!」そういったカップルもいますよね。

そういった時に利用できるのがブライダルローンですが、始めて利用する人は分からないことが多いでしょう。

このページの前半ではカードローンと比較した、ブライダルローンのメリットやデメリットを解説していきます。

またこのページの後半では、ブライダルローンの審査で見られるチェックポイントを見ていくので、最後まで確認しましょう!

ブライダルローンのメリット

まずはブライダルローンがカードローンと比べて優れている点としては、金利が低い・直接式場に振り込まれるため手間が少ない・借りすぎを防止できるなどが挙げられます。

詳しくは次から見ていきましょう。

金利が低い

ブライダルローンがカードローンと比べ最も優れている点としては、金利の低さが挙げられます。

カードローンの金利相場が10〜20%程度であるに対し、多くのブライダルローンは3〜7%程度の金利が設定されていることが多いです。

例えば100万円を3年で返すケースで、金利が5%であると毎月の返済額は2万9971円で総返済額は107万8952円ですが、金利が15%になると毎月の返済額は3万4420円になり総返済額は123万9120円になります。

当然返済額や返済期間が増えれば差額はさらに大きくなります。「少しでも返済額を抑えたい!」という場合は、カードローンよりもブライダルローンを検討しましょう!

直接式場に振り込まれるため手間が少ない

ブライダルローンを利用するメリットとしては、ローン会社が式場に直接振り込んでもらえる点が挙げられます。

そのため利用者が一時的にお金を預かる必要もありませんし、振込手数料なども不要です。

「なるべく手間なくローンを利用したい!」「無駄な手数料を避けたい!」という場合は、ブライダルローンを利用しましょう!

ただし式場への直接振込ができるブライダルローンは、式場と提携を結んでいる機関に限ります。

こだわりの式場などがある場合は、公式ホームページなどで確認しておくと良いでしょう。

借りすぎを防止できる

ブライダルローンで利用できるのは、挙式・披露宴・婚礼衣装・結婚指輪・新婚旅行・家具・家電・住宅の入居などであり、それ以外の用途では利用できません。

そのため目的に必要な額を必要な分だけ借りられるため「返済が困難であるほど借りすぎてしまった!」というケースは起こりづらいでしょう。

ただし一部のブライダルローンには資金用途に一定の制限が課せられているため、申込む際には目的に合った利用ができるかどうか、確認しておくことをおすすすめします。

ブライダルローンのデメリット

ここまでブライダルローンのメリットを解説してきましたが、一方でブライダルローンのデメリットとしては、結婚資金以外に利用できない・必要書類が多い・申込みから融資まで時間がかかる・追加融資が受けられる・返済方法が少ない・無利息期間サービスがないなどが挙げられます。

詳しくは次から見ていきましょう。

結婚資金以外に利用できない

先ほど「ブライダルローンは利用用途が制限されているため、借りすぎを防止できる」と説明しました。

しかし結婚資金以外に利用できないということは、結婚後の出費には対応できないということであり、例えばブライダルローンは「入居してからの当面の生活費を借りたい」といった用途には使えません。

一方でカードローンは結婚資金を始めとするあらゆる用途に利用できるため「子供ができた時のために借入先を作っておきたい」といったニーズにも対応できます。

そのため結婚後も踏まえた保険としては、カードローンの方が便利なケースも多いでしょう。

必要書類が多い

ブライダルローンのデメリットとしては、提出書類が多い点も挙げられます。

例えばカードローンで50万円以下で借りる場合などは夫婦どちらかの本人確認書類1枚で済みますが、ブライダルローンでは少なくとも申込書・夫婦両方の本人確認書類・勤務証明書・収入証明書・資金用途の資料が必要になります。

場合によっては勤務先や役所で書類を発行してもらう必要があるでしょうし、提出した書類に不備があれば再提出しなければなりません。

そのため借入の手軽さで言えばカードローンの方が上と言えます。

申込みから融資まで時間がかかる

ブライダルローンの最大のデメリットとしては、申込みから融資まで時間がかかる点が挙げられます。

消費者金融が提供しているカードローンであれば、審査を申込んでから最短30分から1時間程度で融資が受けられますが、ブライダルローンは最短でも翌営業日場合によっては数週間かかるケースも珍しくありません。

そのため「式の費用の振込まで時間がない!」という場合では、ブライダルローンよりも消費者金融系カードローンを利用するべきと言えます。

なお即日融資を受けたい場合は、銀行ではなく消費者金融のカードローンを利用しましょう。

2017年より銀行は過剰貸付が問題になったことで、即日融資が受けられなくなったためです。

追加融資が受けられる

通常結婚式は費用の見積もりをした後にローンを利用しますが「思ったよりご祝儀が少なかった」などの理由で急に出費が増えるケースも考えられます。

そういった場合は追加費用を捻出する必要がありますが、ブライダルローンでは原則として一度決まった借入額を変更することができません。

カードローンであれば限度額の範囲内で自由に借入ができるため、突発的なトラブルの備えではカードローンの方が優れていると言えます。

そのため余剰資金が少ない場合は、ブライダルローンよりもカードローンの方が安心できるでしょう。

返済方法が少ない

ブライダルローンのデメリットとしては、カードローンと比べ返済方法の乏しさが挙げられます。

例えば大手消費者金融系カードローンのプロミスは通常の銀行振込の他に口座振替・インターネット返済・提携ATMなど多くの方法から借入金の返済が可能ですが、ブライダルローンは銀行振込のみの返済であるケースが多いです。

そのためブライダルローンの返済では「返済日を忘れていた」「返済手数料が予想以上にかさんでいる」などの場合が起こり得ます。

便利に確実に借入金を返済したい!という場合は、カードローンの利用を検討しましょう。

無利息期間サービスがない

ブライダルローンのデメリットとしては、無利息期間サービスがない点が挙げられます。

大抵の大手消費者金融では30日間程度の無利息期間サービスを実施しているため「無利息期間内に借入金をご祝儀で完済して利息0円で利用する」といった方法が採れます。

そのため招待客や結婚式費用によっては、ブライダルローンよりもカードローンの方がお得に利用できる可能性があるのです。

ただし無利息期間サービスの長さは消費者金融によって異なりますし、無利息期間サービス自体を実施していないカードローンもあるため、利用する際には必ず確認することをおすすめします。

ブライダルローンの審査でのチェックポイント

初めてブライダルローンを利用する人は、審査で何が見られるか気になりますよね。

ブライダルローンの審査では主に年収・勤続年数・信用情報がチェックされます。

詳しくは次から見ていきましょう。

年収

ブライダルローンの借入は数十万円から数百万円規模になるため、利用者には一定の年収が求められます。

具体的な審査基準はブライダルローン会社によって異なりますが、基本的に年収以上の借入は難しいと考えておいた方が良いでしょう。

なお一部のブライダルローンでは夫婦両方の年収を合算した額で審査を受けられますが、その場合は配偶者のどちらかが連帯保証人になる必要があるため、注意が必要です。

勤続年数

ブライダルローンは返済が長期に渡るケースが多いため「きちんと毎月返済できるかのか」といった収入の安定性をチェックされます。

基本的に勤続年数が長ければ長いほど退職する可能性は低く、収入も上がる傾向にあるため、審査に通りやすくなります。

一方で転職したばかりの人などは勤続年数が短いため、審査に通りづらい・借入額が低く抑えられる可能性が高いです。

ブライダルローンの審査を申込む際には、自身や配偶者の勤続年数を確認しておきましょう!

信用情報に傷はないか

ブライダルローンの審査では返済能力を正確に判断するために、申込者の信用情報がチェックされます。

そのためカードローンの利用件数が多い・過去5〜10年以内に債務整理をしている・クレジットカードを長期(3ヶ月以上)滞納している場合などは、審査に落ちてしまう可能性が高いです。

特に夫婦の名義でブライダルローンを利用する場合は、両方の信用情報がチェックされるため、審査を申込む前に事前に確認しておくことをおすすめします。

ブライダルローンは慎重に利用しよう

このページではブライダルローンのメリットデメリットや、審査基準について解説してきました。

婚姻費用は高額になりやすく、今後5〜10年単位で返済していく必要があります。

ブライダルローンを利用する際には、結婚後のことも考えた上で複数の商品をシミュレーションしましょう!